内科から精神科に異動になったパク・ボヨンさん扮するチョン・ダウンがそこで経験する様々な出来事や出会う人々とのドラマです。
軽い気持ちで見始めましたが、だんだんと心の病について深く考えさせられるようになりました。
精神科というとあまり自分には関係ないように思えましたが、そこに訪れる患者さん達は通常どこでも起こり得る出来事によって心の病を引き起こします。
ちょっと我慢強かったり真面目だったり感情を表に出し辛い性格によって病んでしまう。その背景にはさまざまな問題を抱える社会の実状があります。
その中でも懸命に生きる人々、そして患者さんといつも真摯に向き合うダウンの看護師としての成長が描かれています。
ダウンを取り巻く恋愛模様は純粋で深刻なシーンの中の清涼剤のように散りばめられています。
病院内の医師や看護師とのチームワーク、その中での友情や恋愛も現代の社会問題を織り交ぜながらじっくり描かれています。
一番心に残ったのはベテラン看護師のイ・ジョンウンさん扮するソン・ヒョシン看護師長の、病んでしまったダウンを患者家族から庇う時の言葉です。いつ誰が心の病を持つか分からないし、そうなった後の社会復帰について深く考えさせられました。
そのほかにも魅力的な脇役陣が多くとても引き込まれる素晴らしいドラマでした。
より引用致しました。