実は最初の方なかなか見続けられなくて何回もやめては見てを繰り返していたのですが、
第5話あたりからどんどん面白くなってきて最後まで一気に見てしまいました。
最初の方のうだうだした生活をしっかり描くことで後半での登場人物たちの変化を感じることが出来るのだとわかります。
三兄弟の恋愛模様も気になりますが、私はキム・ジウォンさん演じるヨム・ミジョンが会社で解放クラブを作ったところが1番このドラマの転機とも思えるシーンだと思いました。解放クラブのメンバーはそれぞれ個性的だけれど、きっと誰もが実は心に秘めている思いを吐き出していてスッキリします。
三兄弟以外の登場人物では、ソン・ソックさん演じるクという寡黙で謎の男が物語を大きく動かしていきます。このドラマではよく汗だくになって畑仕事をしたり工場で働いたりしますが、わざとだと思いますが汗染みが目立つようなTシャツを来ていて過酷な労働環境を引き立たせています。
またよく食事のシーンが出てきますが
特に三兄弟の家族での食事シーンは決してご馳走ではないのにとても美味しそうで見ていると何か食べたくなってしまいます。
ちょっとしたことで気持ちが高まったりがっかりしたりする人間らしい日常を淡々と描きつつ、実は少しずつそれぞれの気持ちが変わっていく様子に引き込まれていくドラマです。
田舎な風景がのどかで気持ちがそれこそ解放される思いです。
俳優さんの演技もセリフもリアルで心に染み入ります。生きにくいこの時代、世代や性別に関わらずまた韓国でも日本でも感じることは同じなのだなと感じました。
より引用いたしました。