昨日、また父が

病気が出たかも…
痛い

と言っていた

去年からずっと、この繰り返し

もう、どうせ、またなんか食べ過ぎたんでしょ?
言うこと聞かないから
それで冷えて単なる腹痛起こしてるんじゃないの?
どうせ、すぐ治るだろうから、もう知らないよ
なんか心配して声かけると威嚇して吼えたてるんだから…
勝手に痛がって騒ぎ立ててれば良い
もう知らないよ


人間…慣れるって怖いよね?

だんだん、こういうふうにしか考えられなくなってきた自分が嫌なときがある


父が、昔の童話の嘘つき少年にしか思えなくなってるんだよ


オオカミが来たぞ~
オオカミが来たぞ~

そうやって騒ぎ立て村人が慌てふためく姿を面白がってた、嘘つき少年

末路は

本当にオオカミが来たぞ~
誰か助けて~

そう助けを求めたが、村人たちは冷ややかに


ま~た、あの悪ガキだ
どうせ、また俺達をだまそうとしてるんだろ?
放っておけば良いさ


そう言い、無視

結果、その嘘つき少年は狼に食べられて死んじゃうんだったな…確か

その後、村人たちは、こう言ったそうだ


かわいそうに…
何故、助けてあげなかったんだろう
本当にオオカミが来たんだな…

そう言って後悔したらしい

私も村人たちと同じような思いをしそうだ


でも、言うことを全く聞こうともしない父

耳の聞こえが悪い云々のレベルではない

本人は、病気は、いつか完治する

そうしたら、今まで我慢していた大好物(牛肉、ピザ、ケーキ、コーヒーなどなど、脂たっぷりな料理など)が、お腹いっぱい食べられる

大好きな旅行も出来る


そう思いこんでいるようだが、一度傷付いてボロボロになった内臓(父の場合、すい臓)は、もう二度と元には戻らないと思うんだが…

私はそう思う


こうやって何度も繰り返して、弱っていって、最後は死んじゃうのかしらね…


寂しそうに呟く母の背中


軽く手で涙を拭いて、振り向いてニコリと微笑んでたけど、涙はまだ瞳から溢れ落ちていた


私も一緒に泣いてた


こんな思いしてるのに、父は全く【我、感ぜず】である

我流で栄養士や医師の指示をきちんと守っているから平気だと言い放つ


父との喧嘩の数、言い合いの数だけが増えていくばかり


本当は、もっと笑いあったりしたいのに…

おい先短いんだからさ…

嫌なことより楽しいことをたくさん残したいじゃん?
なのにさ…(;_;)

何で、いつもこうなっちゃうんだろう…


治るんだったら治って欲しい


前みたいに、ケーキやピザを一緒に食べたいよ


美味しそうに子供のような笑顔で食べる父の顔が大好きだったんだ

もう見れないと思うと、胸の奥の方ががキュ~っと痛む

書きながら涙がボロボロ出てきたな


長生きしてくれよ、今年、年男なんだからさ…


また、今年の暮れも喧嘩しながらでも良いから、家族みんなが元気で揃っていることを、今はただ願い、祈るのみ


(´人`)懇願中