時間がピークをずれているからか


電車内は人もまばらだった

まどろみながら、まだ頑張って咲いている車窓からの桜を見ていた


一組の初老の夫婦が出入口近くに立っていた


電車の揺れに耐えるように吊革や手すりにつかまっていた


大変だな
でも、座るところないな
みんな疲れて爆睡してら


そう思いながら、見ていたら若い女性が席を立ち上がり、2人に声をかけていた

これでたまに空気読まない人が座っちゃうこともあるから危険なんだけど、今回は大丈夫だったよ



女性
『あの…どうぞ、こちらへ』


奥さん
『えっ?あ、良いんですか?』

女性
『はい』

素敵な笑顔でこたえていた

奥さん
『あら?ありがとう。ねぇこちらの方が、席を譲ってくれたわよ。座る?』

旦那さんに声をかけていた

旦那さん
『あ?ああ、ありがとうね。すまないね』


女性
『いえ、良いです。どうぞ、こちらへ。ただし、1人分しかありませんが…』



夫婦
『いやいや、良いんだよ。本当にありがとうね』


2人とも移動し、旦那さんが座り、奥さんは近くにつかまって立ってました


座り、席を譲った女性に
『ありがとうね、本当にありがとう』
とお礼を言う夫婦


『いいえ』
と、にこやかに微笑みながらこたえていた女性


朝からとても爽やかなすがすがしい気持ちになった


ただ、奥さんも座らせてあげたかったけど寝てたからなぁ…


ちょっとそこが惜しかったなぁ(-_-;)



でも、朝から良い光景見れて気分良く出勤できました


みんな忘れかけた大切な気持ち

持ってる人は持ってるんですね

そういう気持ちを大切にして欲しい

そう思いました