Moment of Tension | KAMIKAZE ATTACK!

KAMIKAZE ATTACK!

[中国広東省体当り日記]

この日は、仕事で広州へ向かった。

メンバーは・・

工場長・製造課長・F花さん・オレ・運転手の4人パーティー。

photo:01



仕事と言っても、新しい機械を確認しに、

成形機メーカーの工場見学と言ったとこだ。



広州と言えば、まさにアジア大会真っ只中ってな訳で…

今回、空港に降りた時から、妙な緊張感が街中に感じとれた。

そう!!今、広州の至る所でテロ警戒レベルを引き上げにより、

自動小銃を抱えた武装警官が至る所に配備されている。

そんな面倒くさい中へオレ達は向かった。

検問に引っかかると厄介だ・・





広州へ向かう前に、資材課長から依頼された

材料の受け取りに業者へ向う。

20kgほどの、真っ白な材料が運転手の力で1袋、2袋と、

オレが座る後部席後ろのトランクスペースに積み上げられる。

日差しが強いからか、

運転手は元々そこに、

放り込まれる様に置いてあったブルーシートを丁寧に被せた。




・・どうでもイイ処に几帳面なヤツである。

なんか、隠しているみたいで余計怪しいような・・




その道中、オレのシックスセンスが働き、いやな予感を感じ取る。




…広州I.Cまで、あと少し、

目の前がものすごい渋滞で、一向に車が進まなくなった。

photo:02



取り合えず運転手が車を降りて、前方の様子を窺がいに向かう。




数分した頃に運転手が戻ってきた・・いつもの恵比寿顔が、見られない。

photo:03




予感が的中したようだ。




どうやら、前方の広州I.C降り口前で、検問を行っている様だ。



・・10後、溜息と共にようやく車が動き出す。



そうして、検問前へと我々の車が誘導されてゆく・・

photo:04




・・・ここからの一部始終は、こんな感じだ!!





全員:「・・・・・・・・。」(沈黙)



武装警官A:「全員降りろ!」

運転手:「はい・・」



武装警官A:「早くしろ!!」

運転手、工場長、製造課長:「はいっ!」



F花さん、オレ:「・・・・。」




ガチャッ!バタン!!(車を開ける音)




武装警官B:「トランクを開けろ!」


運転手:「は・・はい!」





ガコッ(武装警官Bがトランクを開ける)






武装警官B:「ん!?」





(オレ達に妙な緊張感が走る・・・・)





武装警官B:「何だこれは!」





(ワー!めんどくさー・・・・)





武装警官A:「開けて見せろ!」





(首から掛けた自動小銃が気になる・・)





運転手:「は・・はい!」







バサッガサゴソ・・(運転手がブルーシートをはぐる)






武装警官B:「何だこれは!」





(思わず目を覆いたい・・・・・)




武装警官A:「へんなモンじゃ無いだろな!!」





(終んの何時なんだろ・・・・)




工場長・製造課長「これは・・材料で・・我々は・・プラ・・・」




(動揺の口調が、苦しい言い訳に聞こえる。)



武装警官B:「こっちに並べ!」



(チンタラ・・チンタラ・・と、整列。)





武装警官B:「身分証出せ!」


(中国人3人が一斉に出し合う)




F花氏:「これでもOK?」

(財布からヨレたパスポートのコピーを出す)


オレ:(オイ、オイ、なに出しとん!オレ携帯してネーシ!!)


武装警官B:(シカメながら眺める・・)


(すかさず中国人3人がこの2人は日本人なので身分証ない・・と説明する。)



武装警官B:「普通身分証を持ち歩くだろ!」

武装警官A:「お前らの会社は身分書要らんのか!?」

武装警官B:「直ぐ出せ!!」



製造課長:「私らの会社は日本人は持たなくてイイんです。」




武装警官B:「そんな会社あるかい!直ぐ出せや!!」



製造課長:「フンガンの会社です・・・。」



武装警官A:「どこの会社ーぁ!?」



(しばらく・・押し問答がつづいた)


そのあと誠実に答えるこいつら3人に負けたか?



取り合えず、広州行きを許され通しもらえる事に成った。



めんどクセー所!もー二度と行かん!



クソ広州!