私は膵臓に腫瘍が見つかった時、夫の仕事の都合で海外在住でした。

医学は日本より進んでいるとすら言われるところです。そこで毎年人間ドックを受け、腫瘍があると告げられたのが2020年10月です。

そして翌月11月に精密検査ということで造影剤投与してのCT検査をし、やはり腫瘍有りと。

そこで人間ドックの問診を担当する内科医に言われたのが。。。

先:「ぜんっぜん大丈夫!血液検査も全部数値良いし、腫瘍の形が良性で間違い無いから!」

私:「え、けど心配です。。。」

先:「すい臓の細胞診出来る医師って少ないの。どうしてもっていうなら紹介状出すけど、コロナ禍の今だと急ぎでって言えないよ。」

私:「ぜひ検査したいのでお願いします。」

こんな呑気なやりとりでした。

そんなこんなで予約取れたのがさらに1ヶ月半後の12月半ば。

もやもやとした気持ちでひたすら待ちます。

そしていざその日になると、、、大雪⛄️

日本だと考えられないですが、その国では大雪の日はtraditional snow dayと言って、病院や公共の乗り物、役所、会社、学校、全てお休みになります。

まさかの検査日に大雪で病院キャンセル。。。

しかもリスケで指定されたのが年が変わって2021年1月末。。。

いつまで待てば良いの?!えーん

先生のお気楽な診断に対してどうしても納得できなかった理由が超音波技師の言葉でした。

その技師さんは毎年担当してくれてる方で、すごく寡黙、、、というか何となく威圧感ある真面目な雰囲気のお方。

なのでいつも世間話なんて皆無で、私は指示されたことに応えるのみ。

けどその年は違ったんです。

超音波で画像をみてる最中、「子供はいるの?」と。

私は世間話をしてくれてるんだと思い、ニコニコと「うん、いるよー」と。

そしたら「何歳?」と聞かれ「9歳だよー」と答えたらそれで終わり。。。

え、世間話する雰囲気じゃないよね、これ不安


普段何も喋らない技師さんなのに突然子供のこととか聞かれたのが違和感あって。。。

それで何だか不安でした。

病院にリスケされて不安が募り、呼吸器で違う分野だけどお医者様の旦那さんをもつママ友に相談しました。

診察というかたちじゃないから、医学の知識がある友人の言葉として聞いてほしいと言われました。色々医師のルールがあって厳しいなかで相談のってもらえて感謝ですえーん

「人間ドックの医師が言うように腫瘍の形はツルッとしてて良性に見える。けど腫瘍が良性か悪性かは細胞診をしないと断言は絶対できない。。。そしてもし自分や自分の家族が同じ状況だったら日本に戻って検査する」と。

ママ友のご主人がおっしゃるには、

「この国は医学は最先端だけど治療を受けるという意味では日本の方が良い、とにかく横のつながりがザル。検査や手術となった時に違う科との連携が必要になるけど、横のつながりがザルなこの国は精密検査や手術に行き着くのに色んな科にまわされ、その上いちいち何日も待たせる。miさんのように血液の持病がある人はなおさら待たされて細胞診受けれるのは早くて半年先になると思う。。。」


ガーン日本帰るーーーーガーン

ってこのアドバイスで決めました驚き

とりあえず検査のために12月末に私だけ単身一時帰国し、2021年年明けに日本で検査してもらいました!


結果的に悪性で、しかもリンパ節にもいっぱい飛んでたわけで、帰国しなかったらどうなってたか。。。


長くなってしまったので続きはまた書こうと思います。

Special thanks to 

スター超音波技師さんお願い

スターママ友とそのご主人様お願い


花術後ふりかえり花

術後一年経った2022年4月にまた河口湖でバス釣り合宿(夫と子供が)

ちょうど桜が見頃の季節で、客室露天風呂からこの景色が見えました🌸

桜を見ながらの温泉は最高でした🌸


夫が撮ったボートからの景色です。

富士山の前に桜🌸

この年は子供が小6になり、いよいよ中学受験で塾週5生活スタート。

全然旅行に行けない年になりました不安