母は歩けるけど 視力聴力ともかなり衰えてる 巧さんのお母さんと私の父が20年位前続いて亡くなった

 実家にシロアリが湧いて 住めなくなった時 巧さんが母と妹を一緒に住めるよう手配してくれた


 コロナで外出しない間に 母の痴呆がすすんだ 凄く優しくなり自分が何もできないからと「世話かけてごめんね」「ありがとうね」と何が手伝ってくれる

でも突然「何もしてないのに」と怒り出す


 洗濯大変だろうと汚れた肌着を隠し

ふきんと雑巾は食器棚へ片付ける

 お風呂もひとりで入るけど 世話かけるからと湯船に入らないでシャワーで身体濡らすだけ‥…中へ入って背中を洗うと「ありがとう 凄く気持ちよくなりました」とスポンジを奪うようにとり「あとはひとりで」と

 「お先にいただきました どなたか入ってください」と「いいお湯なので早くどうぞ」と裸でウロウロ


 妹は 両親の仕事を手伝っていて 婚期をのがし そのまま介護をしてくれている 母の為に自分が存在すると思ってる感じがある 母がふらりと出ていくときがあるので目が離せない

 夜中に引き出しを開けてる中のものを入れ替える ベッド脇のトイレを汚すとかくそうとする それらも全部起きてしまつする


 なんで 巧さんが先で 何もできなく手のかかる母が生きてるのか理解できない

 薬を捨ててしまっても 汚れた肌着を隠しても 何が理解できない物をなげても 果物おやつ全部食べてしまっても

「わたし何もしてないよ」


 巧さんの介護しなくて済んだのかもしれないけど 母何時まで生きるのか 妹は母が亡くなった時耐えれるのか


 あー疲れる 巧さんずるい