謎の訪問者の事は、もうすっかり忘れていた母に、夕方になって電話が入ったそうです。
「名義を貸してくれると聞いたので…」と。

午前中に来た人とは、違う人の様だったと言います。
ホントかなニヤリ
初めは、丁寧な言葉だったのに、母が断ると段々、威圧的でキツイ口調になってきて、怖くなって電話を切っても、何度も何度も電話を掛けてきて

「そちらが、貸すと言ったので、こちらで色々手続きして話を進めている。もう辞める事なんて出来ない。迷惑だ!自分の言った事に責任を持て!」と凄い勢いで責めてきたそうです。

で、怖くなって私に助けを求めてきたという事でした。

詐欺ですよねー。
名義貸しの詐欺かな?
警戒心の無い母は、セールスの人と話し込んだりしてしまう。これまでも何回も詐欺まがいのセールスに合っています。
しつこく居座られて、最後は面倒になり、その場を終わらせたくて契約してしまったり、お金を払ってしまう。
高額な火災探知機。
メンテナンスが高額な浄水器。
昔の切手帳や古酒が多数あったのに、知らない間にタダ同然に持って帰られていたりガーン
私たちが、その事に気付くのは、実家に行った時に、見慣れない物があったり、あった物が無くなっていたりして、母を問い詰めて初めて知る。
困った事があれば直ぐに私たち兄弟に連絡してと度々言うのだけれど、自分で何とかしてしまう。
でも今回ばかりは、お金を払えば終わる話では無く、訪問と電話攻撃で怖くなり、自分では、どうにも出来なくて仕方なく私に電話してきたのだろうと思います。

かなり怖かっていたので、「迎えに行こうか?」と聞くと二つ返事で喜んで、直ぐに迎えに行くと、もう通りまで出て待っていました。
流石に、こたえたようでした。