観るつもりはなかったアンビリーバボー。
ナツとアキをお風呂に入れなきゃいけない時間だったのに、観始めたら止まらなくなって・・・お風呂&寝かしつけが遅くなっちゃったカナヘイびっくり

ま、それはいいとして、

内容は1968年のメキシコオリンピックのオーストラリアの短距離走者ピーター・ノーマンという人の話。

オリンピックで銀メダルをとったのに、表彰台での行動によって約半世紀もの間、名誉が回復せずにいたという。


事の発端は人種差別。この頃のアメリカやオーストラリアでは白人優先主義であり、その他の人種を差別していた。


(画像はHPから)
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オリンピックでメダルを獲得したアメリカのジョン・カーロスとトミー・スミスは表彰台に靴を脱ぎ、黒い靴下で登った。

これはアメリカの黒人が差別によって、貧困に苦しんでいる現状を表現。 そして、黒人であることの誇りと、彼らと共に立ち上がる意志を訴える為に…頭を垂れ、黒い手袋をはめた手を突き上げた。

それは「ブラックパワー・サリュート」と呼ばれ、黒人の誇りと威厳を主張し、差別に抗議する意志の象徴として反響をよんだ。

そして、ピーターはジョンとトミーに賛同しバッチを付けて表彰台に。

その背景にはクリスチャンだった両親から「肌の色や生まれた場所なんか関係ない。人間はみんな平等なんだ。それをいつも忘れるな。」と教えられてきたから。

バッチを付けて表彰台に立っただけで、3人のその後の人生は大きく変わってしまった。

ジョンとトミーはオリンピック出場資格を永久に剥奪されたり、仕事を解雇されたり、差別や脅迫、家族が被害にあったり、

ピーターに関しては初の快挙に英雄扱いされるはずが、帰国した際に家族しか出迎えてくれず、報道人やファンの人達はひとりもおらず、

家に脅迫状が届いたり、無視をされたりし、それが原因で離婚を経験したり、

ミュンヘンオリンピックまで世界ランク5位を維持していたのに、出場させてもらえなかったりと

3人ともメダリストなのに、ひどい仕打ちを受けてきた。

その後、ジョンとトミーは黒人の権利が徐々に認められてきて、差別と闘った英雄として名誉が回復。

しかし、ピーターはその後も名誉は回復しないまま。

ピーターのことが大好きな甥マッドがピーターのドキュメンタリー映画を制作しようと動き出すも、オーストラリア国内で銀メダルリストのピーターのことを知っている人はおらず、悪戦苦闘。

結局、ピーターはドキュメンタリー映画を観ることもなく、名誉を回復しないまま亡くなってしまったという。

そして、漸く死後2年経ってドキュメンタリー映画が公開されて、皆に表彰台での行動が知られることとなったという。

その4年後、 オーストラリア議会は、ピーターの名誉を回復するための動議を採択。 証人として、母を招いた。 その上で、議会は…ピーターがオーストラリアで受けた扱い、また亡くなる前に表彰台で行った行為が評価されなかったことについて、謝罪ししたのだ。

アメリカにあるジョンとトミーの母校では表彰台の銅像が建てられている。 2人の勇気と信念を称え、後世に語り継ぐ為に…

しかし、そこにはピーターの像はないという。

そこには、ピーターの強い願いが込められており、あの像を見た人に、そこに是非立って自分ならどうするか? 考えて欲しいと…

台座には、実際にこう刻まれている。
take a stand
この言葉には2つの意味が込められている。 1つは「ここに立ってみて下さい」。 そしてもう1つは「自分が信じたことのために立ち上がりなさい」。



ピーターは死ぬまで名誉が回復することはなかったが、あの表彰台での行動は後悔を全くしていないという。

自分の信念を貫き通したから。

だからこそ、この「take a stand」という言葉。重く胸に突き刺さりました。

自分の行動一つで明日何かが変わっているかもしれないし、数年後、数十年後に何か変わるかもしれない。

でも、ピーターが自分の意思を最後まで貫いたように、自分を信じて見習いたいなぁと思うカナヘイきらきらカナヘイきらきら

半世紀前と現在の世の中が違うように、半世紀後どうなっているか誰にもわからない。

半世紀後、100年後の世の中が今よりより良くなっていたらいいなぁカナヘイハート