看護師の転職率は高いです。その要因の一つとして、年間休日の少なさが挙げられます。一つの職場で長く務めるためには、法律で定められている年間休日の最低ラインを知っておくことが重要です。

労働基準法で年間休日が決められています。年間休日とは、会社によって異なります。週に1日以上、1か月に4日以上の休みが最低ラインとなります。週に働く時間は40時間以内と決まっているので、最高で週5日働くことになります。これらのことを踏まえると、年間休日の最低ラインは約105日となります。企業看護師は、年間休日は120日以上が基本とされています。しかし、勤務先によっては年間休日が105日以下の所もあります。職場を探す際には、年間休日をしっかりと確認しましょう。

有給休暇は、勤務期間によって日数が異なります。半年で10日、1年半年で11日と決まっています。しかし、有給休暇を全て使うという看護師はあまりいません。消化できなかった有給休暇は2年間有効です。そのため、有給休暇の期限が切れる前に使うようにしましょう。また、次年度に繰り越した有給休暇を勤務先が買い取るという場合もあります。しかし、勤務先が無理やり買い取ることは禁止行為なので注意しましょう。

年間休日の最低ラインは、約105日とされています。年間休日に有給休暇は含まれないので、求人を確認する際は注意してください。また、プライベートを充実させたい方は、企業看護師として働くことをオススメします。