京都に行って井上文太さんの個展を見に行った件。 | 心が折れそうな時、音楽は流れているかい?

心が折れそうな時、音楽は流れているかい?

小沢健二、曽我部恵一、サニーデイサービス、ソカバン、中村一義、VAMPS、中田ヤスタカ。幅広い?女の子です。30過ぎです。好きなことは1人ライブです。

もう、11月も半ばだった!忘れないうちに書かねば!

京都、アートンギャラリーにて井上文太さんの個展を見に行った。

photo:01



DMが届いてから、楽しみにしてた個展。結局忙しくて、とうとう最終日になってしまった。

文化博物館は、シャガール展を見る人でいつも以上の人。その波を越えて、回廊にある小さなギャラリーへ。

photo:02



今まで見た
「海」のシリーズや「襖絵」ように、気が狂うほどの細い筆を重ねたものでもなく、
「三銃士」や「桃太郎」のように、バッキバキの線でもなく、

ちょんっラブラブ
って、置かれた砂の動物と、その動物の砂絵。


可愛いい。触りたい。
ガキか、お前って思うくらいの簡単過ぎる感情。単純に、両手のひらで触りたくなるほど可愛い。

あぁ、これはあれだ。幼稚園のとき、私が作りたくて作れなかった、完璧に可愛い動物だ。

耳やら、手やら、細かい部分まで可愛い。

最終日という事で、井上さん本人もギャラリーにいらっしゃった。

カーキのモッズコートに、黒い小さなマフラー。写真で見るよりずっと男前でおしゃれ。

続々来るお友達に
「ようきたな~!ありがとう!」
と、大きな声で挨拶する姿に、こっちまで気持ち良くなる。


帰り際に写真を一枚お願いした。
井上さんに
「どれが好きなの?」
って、聞かれ
「うさぎ…。」
ボソっと私が答えると
ヒョイっと、うさぎの耳を掴み私に手渡した。

その写真の私の緊張具合ったらない。


井上さんの作品も、井上さんも、ますます大好きになった日だった。











iPhoneからの投稿