思い返せば、
きっかけは左腕が(肩が)痛くて痛くて上がらなくなって来たこと。
丁度年末にピルを辞めて、更年期のような症状が2月頃からドッとやってきた頃でした。
40肩かな~💦首まで凝って頭痛もするし、ホットフラッシュ的なのもすごいし、体中だるくて疲れっぱなしだし、更年期かも?!
まずは整形と婦人科だなぁ・・なんて。
→ということでまず整形受診。
『四十肩ですね、リハビリして下さい』と。
→そして婦人科受診。
『更年期ですね、ホルモンパッチ貼ったら楽になるので貼ってみて下さいね』と、ホルモンパッチ処方されました。
確かに、ホットフラッシュもだるいのも頭痛も消えて楽になった。
喜んでいた。
この頃は。
1ヶ月ほど経った4月下旬、左胸の付け根の奥にしこりを見つけた。
ウインナーくらいの大きさだった。
びっくりして乳腺外科受診、
この段階で私の胸はほかに何も変化なく、もちろん痛みも何もなく。
先生は『マンモにもエコーにも映らないから、多分良性かもしれないけど精密検査はちゃんとしましょう』と、MRIと生検の予約を入れた。結果説明は1ヶ月後になった。ホルモンパッチが乳がんには禁忌だとネットで知り、怖くなって剥がしていたので、その事を聞いたら、貼っていても大丈夫でしょうと言われ、再び貼る事に・・・。
だが、その翌日から急にどんどん左胸が激痛とともに腫れだし、脇も二の腕も首のリンパまでもズキーンズキーンと痛み、1週間で左胸はゴリゴリのパンパンになった。左腕も激痛で夜も眠れず、全く上がらなくなった。
これはヤバい、と思った。
予約してないけど乳腺外科受診
状態を言ったら、先生の顔が真顔で怖かった。
『とにかく痛み止め色々沢山出すから、効くなら全然好きに飲んで良いから。』
って言われて、この時の私は、(痛み止めだけ出しとけばいいって思われたのかな、ちゃんと見てほしかったのに・・)とか、思ってしまっていた。
〚後になって、この時点でMRIは済んでいたから、先生はいきなり大成長した癌の姿をもう見ていたんだ・・・とわかった。〛
私の体感でこれのせいだ!!と感じていたパッチは、ここで医師により中止となる。
その後マンモトーム生検で乳房中硬くなっているあちこちの組織を取り、予定通りの検査結果説明の日、告知を受けた。
左乳癌(浸潤性小葉癌)
サブタイプER+HER2− ki-67 20%
『生検の結果はこう(比較的おとなしいと)出ているが、見るからに診察の所見と広がるスピードが非常に速い事から、こんなもんじゃない悪い奴がいるはずです』
と告げられ、あぁ、先生わかってくれてる、と何だか嬉しくなった。
ER陽性、パッチさえ貼らなければこんなに急に胸中に広がらなかった・・いや、貼らなかったら今でも気づかなかったのかもしれない・・なんて思ってしまう。