先日株の雑誌[ZAi]を読んで驚いたのですが、

海外の人と比べて日本人は

自己肯定感が低い人が圧倒的に多いそうです。



世界の人々へのアンケート調査のページでは

〈自分は会社の役に立ってると思う〉

と答えた人が多かったのに対して、

日本人の回答は殆どが

〈自分は会社の役に立ててないと思う〉

と答えていました。

正に私もその1人です。


同じ会社で5年働いても10年働いても、

〈私はこの会社になくてはならない存在だ〉と

思えた事は、殆どありません。


任されてる仕事内容のせいだけでなく、

私自身の自己肯定感が低いせいもあると思ってます。



はじめて精神科に行く前に、

精神療法の森田療法とゆうものに

取り組んだ時期がありましたが、

森田療法の教えは正に

自己肯定感を高める為の精神訓練の様な場所でした。



人の事が怖くていい、不安なままの自分で良い。


私は私なんだから、あるがままに。


と、ありのままの自分を『こんな自分は駄目だ』と

否定する事なく受け入れる、

認める事で自己肯定感を高め症状の緩和を目指す…

とゆう方法でした。



ですが私はそれだけでは手っ取り早く治る自分が

イメージ出来なかったし、

1年続けても症状が何も良くならなかったので、

結局退会して精神科に駆け込みましたが、

森田療法の〈あるがまま〉の教えは今も変わらず、

私の役に立ち続けています。

森田療法だけで健康な心を取り戻していた方達も、

実際にいらっしゃいました。



森田に限らず精神科でもメンタルケアの本でも、

〈自分を褒めてあげる事は

心の健康を保つ為に欠かせない要素〉

みたいな事が書いてあったので、


今の私は毎日


『今日も1日頑張った私チョー偉い』とか


『私は生きてるだけで価値のある人間なんだ』とか


自分で毎日思ったり、考えるようにしました。


最初は『こんな事して意味あるのかな』とか

思ったり違和感しか感じなかったのですが、

段々SAD(対人恐怖症)が酷かった頃より

症状が和らいだり、

落ち込んでも立ち直りが早くなっている手応えを感じるようになってきました。

精神安定剤の作用のせいだけではないと思っています。


最初は嘘でもいい。


自分に自信のない方は嘘でもいいから、

毎日自分を褒めてあげてみて下さい。


毎日繰り返し続けている内に気付けば、

自分の事を心から認められる日が来るはずです。


私のように。


私は会社にとってなくてはならない存在だとは思えませんが、

生きてるだけで価値のある人間であるとゆう風には、

思えるようになりました。


何気ない日常を過ごす中での

対人恐怖も殆ど無くなり、

毎日を過ごしやすくなりました。


これからもより健康な心を目指して、

繰り返し毎日自分を褒め続けていこうと思います。



長くなってしまいましたが、

最後まで読んで下さりありがとうございました!