私は社会人4年目が終了し、結婚&移住のため日系メーカーを退職しました。

 

5年目となるタイミングでシンガポールへ移住し、就活をし初めて1ヶ月が経ちました。私の経験をもとに、2カ国間での就活の違いを書いていきたいと思います。

 

あくまでも、シンガポールに就職しにくる以外の理由で住んでいるビザホルダー(PR. LTVP)の人が就活する場合の話です。

 

<シンガポールvs日本の違い>

 

① Generalist VS Specialist

🇯🇵総合職採用がよくありますね。何年かに一度、部署異動になったり自ら部署異動の希望を出したりが普通に起こる日系企業

🇸🇬新卒でもスキルのある人を雇うのが普通です。入学前に専攻を決める大学入試と同じような感じですね。(ちなみにシンガポールでは16歳のタイミングで、専門学校に行きたいか他の大学に行きたいか決める必要があるようです。またこれについては別途書きたいと思います。)

 

つまり、部署異動を何度かしているGeneralistの人がSpecialist優勢のこの国で就活をすることがとても難しい。Generalistを否定しているわけではなく、単純にLinkedinには Manager, Executive, Specialist, Internの言葉の言葉が溢れていて職を探すのは難しいです😓

 

②志望動機ありvs志望動機なし

🇯🇵では、履歴書に志望動機を書く欄があったり会社で用意しているポータルサイトに書類審査の段階で志望動機を書くことが当たり前ですよね?

🇸🇬では、カバーレター(志望動機)を書かせてくれないことが多いです。学歴・就業経験・スキル(エクセルなど)を書いて提出。企業によってはカバーレターがOptionalになっていることがあります。

 

めちゃくちゃ学歴&スキル優勢です。私からしたら、もっと学歴以外で表現させてほしいと思うところですが、書くところはなく結局うまくいかなかったり・連絡が全然こなかったりすることがほとんどです。

 

③エイジェンシー有vsエイジェンシー無し

🇯🇵では就活支援のハローワークや就活エイジェントが就活のサポートをしてくれますよね?

🇸🇬ではLinkedinで検索して、自分のやりたいこととマッチしていたらResumeを提出。通ったら、面接という流れです。

 

Linkedin、企業によっては全く返信が返ってこない時があります。会社は良くても、採用を担当するHR窓口が機能していないと全く意味がないです。もしろん、しっかりと機能している会社もありますが、私の印象ではLinkedinは返信が返ってくるのが遅いです。


なので私は日本のエージェントでシンガポールに支社•本社があるところに登録して探してもらっています。何社か書類選考に通ったので、いまは面接に向けて準備中です。


ちなみに、仕事を辞めたことは全く後悔していません。もちろん、大好きな会社だったし退職するのは悲しかったけど、👱🏼‍♂️と一緒に決めたことなのでやめなきゃよかったなんて1ミリも思ってません。新しい土地での就活は私の中で面白い経験になっています😊