今度は全身麻酔ではなく、部分的な、首の血管付近?の麻酔ガーン

会話が聞こえるびっくり
怖すぎるゲロー

なかなか上手く進まない様子ガーン

あれ?
血管が細くて通らない!!


やめて!
聞こえてるよゲロー

血管を突き破ったりしないでねガーン

麻酔が切れかかってきたのか、なんだか痛い滝汗

痛いです!
と訴えると、麻酔を追加。

このまま生きて帰れる気がしなかったアセアセ
私、ここで死ぬの?
この手術、失敗じゃないの!?


本当にこの時、そう思ったチーン

私を実験台にしている?

経験の少ない医師が練習する為に適当な患者を探してた?

一度入院したら帰れない病院なの?

次々と、悪い所を探して治療させてる?

そんな訳ないだろうけど、変な考え方しかできなくなっていたアセアセ

すぐ終わる手術だと言っていたが、結構、かかったぼけー

前日に手術を終えたばかりなのに、連チャンで手術だなんてゲロー

今、人生で一番のどん底かもしれないチーン

そう思った。

どうにか生きて病室に戻ってきたショボーン
疲れ果てた

夜はグッスリ眠れるはずが、
心拍が減ると、手術で留置した装置が作動して、心拍を増やす?促すらしく、体には何も感じないが、モニタリングしている装置が知らせるらしく、看護師さんがその度に確認にやって来るキョロキョロ

その度に、目が覚めるショボーン

あ、また不正脈ですか?
大丈夫です。
お世話かけてすみませんショボーン

と謝る。
簡単に言えば、生存確認だ。

気を使うしょんぼり
装置が作動するたびに看護師さんが見に来る
だから眠れないえーん


翌日は日曜日。
だから検査は無しで、月曜から検査が始まった。

負けないぞ!!!!
どの検査も異常なしにしてやる!!

変な自信があったチュー

心エコーなど、異常なし。
そうやろ!?
どこも悪くないもん!!

退院予定を翌日に控え、最後の検査に向かう時、看護師さんが車椅子を持って来て、乗ってくださいとびっくり

私、歩けます!
元気ですから!
一人で行って、一人で帰って来ますから!!


まあ、乗ってくださいと言うので、素直に乗せてもらった爆笑


その数時間後、どんよりとした表情の私が、車椅子で運ばれて病室に戻ることになるチーン

それが今まででいちばん過酷な検査だった
ヘッドアップティルト試験
まるで拷問チーン


レントゲン室のベッドに寝て、体をぐるぐる巻きに固定される

腕には血圧計
点滴できる準備

・寝た状態を何分か観察
・台を立てて、体を立てた状態を何分か観察
その度に血圧を測る

これを何度か繰り返す。

次、点滴で、心拍を増やす薬剤を投与しながら
同じように
・寝た状態を観察
・立てた状態を観察
その度に血圧を測る

初めは何ともなかったが、薬剤の投与がはじまると、ハアハア言って息が上がる

薬剤が多く投与されて心拍も上がり、だんだん、苦しくなってくる

ハアハアも限界に近づき、なんだかチカチカしてきて、もうダメだ!助けて!もう無理!

・・・気を失っていたチーン

その様子を、循環器の医師や技師4人くらいが見届けていた。

まるで拷問ゲロー

気を失うまでする検査
気を失ったら終了する検査


大丈夫ですか?
大丈夫ですか?
肩をポンポンされながら意識を取り戻した。

私はまた、気を失ったんだゲロー
負けたショック
負けてしまったショック


周りにいた1人の医師が言った。

よーくわかりました!!!!

その言葉を残して立ち去って行った。

なに?
何がよくわかったんだ!?
私はわからないよ!
説明してよ!!


負けた
負けてしまったんだ
おしまいだ
ペースメーカー決定だ
そう思ったショック

病室への帰り、車椅子で運ばれながら
ずっと呟いていた。
負けた
負けた

看護師さんは苦笑いで

大丈夫ですよ。

いやいや、大丈夫じゃないよね?
気を失ったということは、心臓が耐え切れなかったって事じゃないの?
こうなる事分かっていたから、車椅子だったんだ!

笑えてきた笑い泣き

病室に戻って、別の看護師さんが、
どうでした?と声をかけてくれた。

負けました!
負けてしまいましたタラー

絶望感に包まれながらも、精一杯の笑顔で答えたえーん