命の尊さとは | なんてことない日常にワクワクを

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5歳の娘と障害のある3歳の息子と夫との日常をつらつらと。
スピ系、メンタル系、趣味の吹奏楽、ダイエットについてもマイペースに書いてまーす。

この時期になるといつもわたしの地元の海では『送り火』演奏を行うんですよ。


海の岩場にかがり火とろうそくを並べて、死者の冥福を祈ります。


プロミュージシャンの方々が祈りの音楽を演奏して。


終戦直後に樺太からの引き揚げ船3隻が旧ソ連軍の潜水艦からの攻撃を受け、約1700人もの人が犠牲になりました。


海岸は遺体だらけだったと聞いたことがあります。


その事件が私となんの関係があるのかと言うと、この船に私のおばあちゃんが乗ってたんですよ。


親戚数名で船に乗り込んで、生き残ったのはおばあちゃんとおばあちゃんの甥の2人だけだったと聞きました。


そこでおばあちゃんが死んでたら私の命は生まれてません。


お父さんも生まれてません。


おばあちゃんがそのとき死んでたとしても、違う形で世に生まれてるかも知れないけど、今の『私』は生まれません。


それを考えると、当たり前に生きてることって本当に奇跡的で幸せなことなんだなぁと思う。


だからこそ自分らしく、本来の自分で生ききりたいよね。


笑ってたいよね。