<CAST>
妻夫木聡 深津絵里 天海祐希 古田新太
秋山菜津子 大倉孝二 藤井隆 村岡希美
門脇麦 池田成志 銀粉蝶 野田秀樹
この作品はかなり思い入れがあり
そう17年前の2001年 新国立劇場へ幾度となく足を運んだものです。
そのときのキャストは
耳男が堤くんでね~そうその頃の私の一番さん(←一等好きな役者さん)でした。
今も好きなんだけど、一作品を何度も観劇することはない。
そう、今は「ヅカ三昧+お気に入りのミュージカルをリピートする」の日々ですから~(爆)
今回の主要キャストで同じなのは野田さん、深津さん、古田くんのみ
大倉くんは役が違ってた。今回の青名人の役の時が印象的です。赤名人の藤井さんと良いコンビでした。
17年も経ってるのに深津さんがオペラグラス使わなきゃ「全然変わってないわ~若いわ~」で夜長姫によく似合う声質でした。
年取った分迫力増したかな。
深津さんの放つ台詞、
時には可愛い声で時にはドスの利いた声で残酷でゾクッとしますが、人間の本音が混ざっていて深く考えさせられます。
野田作品特有の言葉遊びとが組み込まれていて、それを見逃すと前後の話が分からなくなる。
(って自分がアホなだけかもしれませんが)
台詞は概ね(時代に沿ったギャグ・笑わせどころは変更されてますが)17年前とほとんど変わらないと思います。
今回、オオアマ役を天海祐希さんが演じてましたが、一人だけ8頭身で姿勢も良くめっちゃかっこいい。
オオアマがヒダの国を倒して新しい国を作るために早寝姫に近づき、その策略に気づいた早寝姫が桜の森で首をくくる・・・
その犯人が夜長姫だったのよね。
このオオアマと早寝姫のシーンが色っぽくない。ううん、やはり男優さんが演じた方が良かったような気がしました。
といいながら、天海祐希さん見たさでやっと確保したチケットなので、ゆりちゃん出演シーンは彼女ばかり見てました(へへへ)
満開の桜の中での耳男と夜長姫のラストシーンは圧巻
美しくも怖くて哀しい世界が広がっていました。
音楽も良かったなあ。野田さんはBGMの使い方も上手いのよね。
でも、新国立劇場のあの奥行きが今回の東京芸術劇場ではないので
「凄い舞台を観た」という感覚は17年前のほうが強かったかな。
そうそう、昨年の歌舞伎版での七之助くん夜長姫も、ものすんごく良かったです。
あなたの町にパチンコ屋さんある?
多分ないかな?あるのかな?すぐ隣の町にはたくさんあります。
パチンコやさんって20代の時に行ったきりです。
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