母がわたしの妖精さんを、天使さんと呼ぶ。
「妖精さんだよ」と言っても知らんぷり。
母にとっては妖精も天使も同じなんだろう。
 
わたしのイメージでは、
天使には属性がなく、妖精は木や草に近い感じだ。
火に近いものもいるかもしれない。
 
妖精に宗教は関係ないが、
天使はちょっとあれよね。
よくある天使の階級なんて見ると、
ちょっとつまらなく思う。
 
じゃあどうあってほしいかというと、
死に際に迎えにきてくれる、
なんだか羽の生えたものだ。
 
 
最期だからこそ、いたわりを感じたい。
そんな慈愛が待っているなら、
死もやさしくなるだろうから。