わたしがめっちゃ問題児だったころ、

愛情を注いでくれた教師がいる。

「すずきひさこ先生」っていうんだけど、

元気かなぁ。

あのころ独身だったけど子がいれば

立派な母になったことだろう。

 

 

教わったのは小学1~三年生までなので、

断片的な記憶しかない。

しかも子供らしい主観なので、

母の証言で先生像は補完されている。

 

 

でもね、一個だけあるのですよ。

その教師がどんなふうにわたしと接してくれていたのか・・・

それを記録するものがね。

 

 

 

 

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わたしのこども時代が、

通信簿のなかにいた・・・

 

 

 

なんだろう。

この先生の見るわたし・・・

好きなもの以外はなげやりで、

簡単にあきらめる。

 

 

今に通じるものがここにある。

それでも先生はきちんと導いてくれたみたいで、

三学期には・・・

 

 

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ちょっとよくなってた!!

 

そういえばこのころって、

口笛を必死に練習したり、

歌を歌ったり、

音読したりしていたなぁ。

 

先生は当時のわたしがどうすれば人間になれるのかを考えてくれていたし、

「子供時代」を鮮明に記録してくれた。

 

いい大人だと思う。

 

わたしの子供時代に、

こんないい大人がいてくれてよかった。