何かで読んだんだけど、

世界児童文学における少女の物語は、

「家を探す旅」なんだそうだ。

 

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少年の旅は・・・

 

 

なんだっけ?

父を越えるとか開拓するとか・・・

そういう感じだったかな。

 

 

ドラクエに例えるなら、

ドラゴンから姫を取り戻し悪い奴をやっつけた勇者が、

そのまま王様になるルートを選ばないのが男子らしいと思う。

それよりも世界をめぐって、

新しい国を興すんだよね。

 

 

女の子の話に戻そう。

 

 

 

女の子はいつも居場所を求めている。

 

 

 

それを強く感じたのが「アンネの日記」を読んだとき。

彼女は特殊な状況下にあったので特に渇望が現れていた。

 

 

「自分」をもっと発揮したい!!

アイスクリームを食べながら、友達とだべるような時間さえなく・・・

ただ耐えてくすぶるだけの母や、

優等生の枠におとなしく収まっていられる姉に苛立ちながら、

ずっと自分を持て余していた。

 

 

手足を大きくのばしたい。

好きなだけおしゃべりしたい。

 

 

特殊な状況がなくても、

人はなぜか「自分さがし」もしくは「居場所さがし」をしてしまう。

 

 

 

わたしもしていた・・・と思う。

棒切れをもって、わーーーっといさんで出て行ったけど、

結局はお家が一番居心地がいいんだよな。という結論をまだ出ていない。

 

 

いろんな素敵な人たちに出会ったけど、

果たしてその人達の心に引っかかるような・・・

そんな自分であっただろうかと、

しばしば考えることがある。

だからまた、旅人の服を着て、出ていくときはあるかもしれない・・・

 

 

 

 

最後に紹介。

 

「家を探す女の子の旅」のなかで一番好きなのは

「ペリーヌ物語(アニメ)」である。

 

ペリーヌは思慮深く、すぐに自分の身分を明かさずにじっくりとおじい様に近づいてゆく。

 

 

そしてもうひとつあるのだけど、

時間がきたので今日はこのへんで・・・

 

 

 

ばいちゃ!!