先日ウクライナへのチャリティイベントで、

ステンドガラスの妖精さんとキーリングを購入しました。

イベントを企画してくださった葉子さん、どうもありがとう!

右矢印ウクライナへのチャリティーご報告

 

 

報道で見るウクライナは

むき出しの鉄骨が痛々しい灰色の街です。

 

 

ですが本来なら、街路樹も空も、大地も、美しい街だったんじゃないかな。

葉子さんの作品を見ながら、そんなことを思います。

 

 

じつは今回の戦争で思い出していることがあって、

それはレニングラードのことです。

 

レニングラード(ロシア)は第二次大戦中、

ドイツ軍に900日も包囲された街です。

そこに食料を届けようとするトラックは

氷の上で標的になりました。

 

真っ白な氷の上を走る、点のように小さな車。

命がけのドライブ・・・。けれど物資は届くことはなく、

人々は飢えていきました。

 

「ターニャの日記」という記録の中では、

小さな女の子が家族の中で最後のひとりとなり、

やがて死んでいます。

 

まだ100年もたっていない。

 

このレニングラードの悲劇をロシアは忘れたのか?

わたしはこのことが気になっていました・・・

 

 

 

 

反戦活動家のロシアの高齢女性、警察に連行される。レニングラード包囲戦の生存者として声を上げた

 

今朝、レニングラードで検索したところ、

このようなニュースをみかけました。

 

反戦活動家って書いてあるけど、

ふつうの勇気あるおばあちゃんが声をあげたということでしょう。

日本で例えると、

被爆国である日本が外国に核落とそうとしたら、

元被害者が「え!!!なにやってんの」となるのは当然のこと・・・

 

自分はもちろん、

よその国にしてもいけない。

 

ノーと言ったくらいで逮捕されるのもおかしい・・・

 

戦争をはたで見ていると、

「なんで」「どうして」がたくさんあって、

ひとりひとりに尊厳があること。

尊厳は守られなければいけないものだと、

そんなことを考えさせられます。