過去厨よりも、

未来をキラキラ語るほうが絶対にいいに決まってる。

 

 

だけど奥さん!!(誰?)

 

わたしね、以前から未来を語ることができないのですよ・・・

 

 

 

 

思えば小学生のころ、

すでにノスタルジーを理解できる子供だったと思う。

中学にあがることを楽しみに思ってなかったし、

高校にあがるときもそうだし、

大人になることも楽しみじゃなかった。

 

周りの子も、「一番楽しかったのは幼稚園のとき」と言っていたのを覚えている。

自分は幼稚園に言ったことがないので、

よくわからなかったけど・・・

 

一番未来キラキラ!な年代に

「幼稚園時代がたのしかった」はわりと今も印象に残っている言葉だ。

 

 

 

さて、大人になった今にもどろう。

 

 

 

毎日たくさんエッセイを提供していた時代に、

思ったことがある。

 

これまで見て感じて考えてきたこと。

そういったことすべてが、

今自分のネタになっているなと。

 

引き出しの奥にしまいっぱなしになっていたものが、

ある日とっても役にたったり、

解明できない宝の地図をながめていたら、

突然道がつながったり・・・

そういう繰り返しに、

しずかにワクワクしていた。

 

 

わたしは未来を(キラキラと)語ることができない。

 

 

永井路子さんの歴史小説でも読み返そう。