先日お手紙を書いたら

やらかしたよーという記事を書きました。

右矢印https://ameblo.jp/mi-suke1111/entry-12709406171.html

 

その後のお返事で、

なんと相手の方もライター経験があると判明。

ライターとひとくくりに言ってもいろいろあるけど、

その方は専門的なことを書いていたようで、

びっくりしました。

 

 

人の面白い経歴を聞くと、

自分もなんかないかなと探しちゃうわ(笑)なんも出てこんけど。

 

 

 

 

昔ね、アンネフランクに向かって日記を書くという修行を

それこそ何万字もやったことある。

 

自分の生きている時代や国の背景を知らない人に向かって書こうと思ったら、

それこそいろんな説明が必要だった。

わからない人にも伝わるように、

それでいて彼女に伝えたくない「彼女のその後の運命」「戦争のゆくえ」は、

話題にしないほうに配慮した。

悲劇の少女としてではなく、友人のように話そうとしたから。

たぶん三年くらい続いたかな。

 

友人として年を重ねると、いつまでもシラを切れないと思うようになり、

書くのをやめてしまった。

 

 

 

 

 

手紙って何をどう伝えるか、じっくり考えるよね。

あのころさ、図書館帰りに並木道と空をながめて・・・

遠い異国の彼女を思ったりした。

 

彼女が何十年も前に綴ったものが、

今の自分に届いて、想像力をかきたててくれた。

だからたくさん返事をしたくなったのかもしれないね・・・。

 

 

 

 

わたしはやっぱりお手紙が好き。

ぱっと出す言葉よりも、

考え取捨選択しながらまとめあげるのがいい。

 

人間ってたまに嘘をつくけど、

それってただ表現を間違っていたり、

いい表せなかっただけのこともある。

 

時間をかけたら、

あのとき言いたかったのは本当はそれじゃないよねってこともあるでしょ。

 

「書く」っていうひと手間で、

いろんなことに気づいたり、

やさしくなっている自分に出会う。