ブログに日記を書くことが定着したころ、
ある方からメッセージをいただきました。
そのかたは熊本に住んでいて、
当時起業女子ウオッチをしていたみたいで、
その流れでわたしのこともみつけてくれたようでした。
わたしも冷やかしで起業ウオッチャーやってましたが、
あのころは期待の新星があらわれたり、
エンタメ性が高かった気がします。
今はブームも去り、
副業を持つことも定着しているかもしれませんね。
普通に暮らしていたら、
見るものって限られるというか、
自分の行動範囲が世界になってしまいます。
今は個人が発信できるようになったので、
自分とはまるっきり違う立ち位置にいる人を通して、
別の地平をながめることができます。
ある山奥に文化を知った少年たちがやってきて、
土着の少女が知恵をつけ、自立していった・・・なんて小説がありましたが、
まさにあんな感じ。
話が逸れましたが、
熊本の主婦とわたしの間に、
ブログを通して一時期の交流が生まれたことがありました。
わたしが困っていたときに、
みていられないと、
メッセージを送ってくれたのです。
それって送る側になって考えたら「さしでがましいかな」と
躊躇することだと思うのですが、
わたしからすれば、ありがとう!って感じで。
それを読んだとき、
この方ってほんとうに毎日わたしのブログ読んでいたんだなぁと、
そして「こういうことを思ってながめていたんだ」ということを、
知ることができて、それが力となりました。
自分を応援してくれたので、
その方がなにか起業という形をとるときは力になりたかったけど、
残念ながらソチラ側にはいかなかったみたい。
(わたしなんぞよりよっぽどポテンシャルは高かったけど)
名言を残して去りました。
「山が守ってくれていた」
それは好奇心に突き動かされやすい彼女が、
無鉄砲に飛び出さずにすんだことを表した言葉。
都に近い大名なら天下統一を目指したのに!ではなくて、
山が守ってくれた・・・と表現したことを、
今もわたしは思い出すのです。
会ったことがないから友達どころか、
知り合いとすら呼べないかもしれない。
それでも、熊本というと彼女のことがよぎるし、
災害が起これば彼女が大事ないといいなと思い出すのです。