ホラーは好きですか?

わたしは・・・
好んでは見ないのですが・・・
スティーブン・キングのホラーじゃない小説が好きです。
 
 
一番思い入れが深いのがこれ。
 
 

 

スタンド・バイ・ミー

死体を探しに行く話です。

 

 

これはテレビで見て、

なにこれ!!って衝撃を受けて(中学生でした)

次の日レンタルビデオ屋さんに走った覚えがあります。

 

 

 

本も何度も読み返した。

 

 

クリスがカッコイイし・・・ハート

「大人」が子ども時代を振り返るというスタイルが

たまらなく郷愁を誘います。

 

 

 

スタンド・バイ・ミーは

キングの「恐怖の四季」という中篇を集めた本の中で、

秋編にあたりました。

 

 

春編も映画になっていて、

これもめちゃくちゃいい話です。

 

ショーシャンクの空に』映画)

 

 

 

 

そして夏編といえば・・・

 

 


 

ゴールデンボーイです。

 

 

 

 

この話が一番怖いゲロー

 

ホラーじゃないし、

お化けも未知の生物もでてこないけど、

ぞっとするのです。

 

 

タイトルのとおり、

輝いてる男の子が主人公・・・

 

なんですが・・・

このゴールデンボーイが興味を持ったことは闇。

 

 

彼は古い印刷物を貪るように読んでいたことから、

ナチス戦犯で潜伏している老人を発見してしまいます。

 

何十年も逃げ切っていた老人は、

こともあろうに、戦争を知らない世代のヤングに見つかって、

通報されたくなかったら、当時の話を聞かせろ!って脅されるわけです。

 

はたから見たら、明るい少年と老人なのですが、

その関係は不気味なものでした。

そして話ているうちに、

老人の中に眠っていた狂気が蘇っていく・・・

 

 

ゴールデンボーイはそんな狂気の話で、

それ以上に怖いのは、

このゴールデン・ボーイがどんな大人になるかですね・・・

 

 

この本の思い出といえば、

猫オーブンがあります。

 

 

何年も身分を偽って、

おとなしく生きてきた老人ですが、

彼はだんだんおかしくなっていきます。

おかしくなってきた彼は、

ふと、

猫をオーブンに誘い込むのですね。

 

 

 

 

 

安心してください!未遂です。

 

 

 

 

このシーンがあまりに強烈すぎて、

夢に見てしまいました笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

 

 

猫は恐怖を訴えなかった。

ただ、

 

あなたは何をしようとしてるか、

わかってるの?

 

 

そう問いかける眼差しでした。

 

 

 

 

 

わたしは今までの人生で、

何かとんでもない

加害者となったことはありません。

 

だけど、その要素は、

自分の中にもあるものだ。そう思っています。

 

 

ただ、それを選ばない・・・