わたしのネタ帳に、
怪文書がありました。
走り書きは、自分が読めればオッケーなんですが、
読めない・・・( ̄□ ̄;)
せっけん?
なんのこと?
よくみると、さいしょは「ぺ」
頭を悩ませて出てきた答えは、
「ペリーヌ、かっけぇ!」でした晴れ晴れ。
わたしは世界名作劇場で見た、
「ペリーヌ物語」のペリーヌをかっけぇ!と思ったことを、
書きたかったみたいです。
じゃあそのかっこいいシーンって
どこでしょうか。
ペリーヌは、父の遺言により、
祖父に会うための旅を続けてきた女の子です。
旅の途中で母を亡くし、
ひとりで祖父のもとにたどりついた彼女ですが、
大きな工場を営む祖父は、孤独に心を閉ざしている人でした。
ペリーヌは孫と名乗り出ずにそのまま工場で働きます。
お給料の少ないペリーヌは、
社員寮の居心地の悪さから
自給自足のライフスタイル(小屋暮らし)を始めます。
このあたり、子供心は釘付けでした。
余談ですがこの本を読んだときもワクワクしました。
![]() |
ぼくたちは国境の森でであった
Amazon |
子供が知恵と勇気で生きていくシュチュエーションは、
けっこう好き。
ペリーヌは祖父に頼るのではなく、
自活しながら様子をみています。
そうこうするうちに、
語学力をかわれて、秘書に抜擢されました。
出世!ペリーヌが出世したよ!
わたしが、「ペリーヌ、かっけぇ」って思ったのが、
秘書としてたくさんお給料をもらえるようになった彼女が、
浮かれるでもなく。
着飾るでもなく。
秘書としてふさわしい服装として、
紺色の服を選んだときでした。
![]() |
- |
ペリーヌ、かっけぇ
孫なんだから、愛してよ!って要求するのではなく、
相手の様子を見て、
信頼関係をつくっていくペリーヌは、
とても聡明なヒロイン。
あとで原作を読んだのですが、
実はペリーヌ物語には、
ひとりの老人を愛で包む以外に、
経営者と労働者の関係のありかた。
労働者の福利厚生までテーマに含まれています。
こどものときは、
大人の事情までわかってなかったけどね。
世界の名作で女の子の物語だと、
「赤毛のアン」が人気ですが、
わたしはまったくアンに心惹かれなくて、
ペリーヌとか、
若草物語のジョーのような女の子が好きです。