むかーし、むかし

ファンレターを出したら、

 

 

作家さんがわたしの名前をつかってくれるという

サプライズをプレゼントしてくれました。

 

 

高校生のときだったかな!

 

 

「図書カード」に書いてある名前として登場!

粋よねーハート

 

 

 

 

それで・・・本の中のみちえさんが読んでいた本が何かというと、

パールバックの大地です。

 

 

 

 

 

十九世紀から二十世紀にかけて

古い中国が新しい国家へ生れ変ろうとする激動の時代に、

大地に生きた王家三代にわたる人々の年代記。

 

 

もちろんわたしも読みましたsei

 

 

本の中で主人公たちと、わたしが(笑)読んだ本だもの。

 

 

しかしその登場人物たちは、

中学生で随分渋い本を読んでいたのだなと、

中学生のときの自分が読んだら、

難しかった気がします・・・

 

そして、

自分が本を借りるときに

いつも「この名前がある・・・」みたいなドラマは、

現実にはおきなかった!

 

いいな、と思う本を見つけたら

いつも同じ人の名前があるってロマンだよね。

今度はその名前のある本を探し出す・・・

その人の読んでいるものなら、読んでみよう。

そんな物語のキーとなる、

図書カードに出演できて光栄でした。

 

 

 

「大地」はこういう出会がなければ、

存在も知らず通り過ぎた本でしたが、

夢中で読みました。

 

ラーメンマンみたいな頭をした人が主人公だった・・・

 

 

 

作者は中国人ではなく、

宣教師の娘として中国に住んだことのあるアメリカ人なので、

いいも悪いも、肌で感じた人だけが書けるリアリティがあって。

いろんなびっくりすることが書かれていました。

 

 

 

「大地」はノーベル文学賞作品。

 

 

これでわたしが読んだノーベル文学賞は、

「ニルスの不思議な旅」につづいて二作目になった!(ニルスも好き)

 

10代後半は読書黄金期だったなぁほし