わたしはふわっとして見られるけど、

実はドロドロしたことも考える。

 

 

神様がいるのなら、

アウシュビッツとかさ。

虐殺に対してどう見ていたんだろう?と思う。

そんなときに祈りなんて無力だとすら思う。

 

もしも天使がいたとしたら、どうなるだろう。

アウシュビッツなんて近づけないんじゃない?

というのが、わたしの考える説・・・

 

悪意の塊に触れたら霧になるんじゃなかろうか。

もしも虐殺とか、人間の暴走を止めようなんて天使がいたら、

きっと消えたに違いない。

もしくは悪魔よりに転向するくらいじゃないとね・・・

 

 

 

ようせいだって、「いない」ってどこかの子供が言ったら死ぬ。

 

 

天使は願いを叶えてくれるとか、

そういう結び付け方は、

自分にはぴんとこない。

 

 

そんな都合よくない。

 

 

 

 

 

中学生のときに、

折原みとさんの「天使シリーズ」が愛読書でした。

 

とても素敵な話しで、ロマンチックだったけど、

どこかさびしかったりせつなかったりするのがよかったなぁと、

今でも思う。

 

 

死んでもいいから一緒にいたい。

そう言った女の子を、連れていかないと選択するリョウ君が素敵だった。

生きて笑って恋をして大人になる・・・

 

そういう一生を送ってかわいいおばあちゃんになった彼女を迎えにいく。

そう約束するんだよね。

 

こどものころは、それが納得できなかったけど。

今はほんとぐっとくるなぁ。