会社を辞めるとき(契約終了)
心残りはいくつかあった。
組織自体はどうでもよい。
でもそこで築いた人間関係のいくつかは
手放すには惜しいな。
そんなきもち。
きょう親しくしていたおじさんが亡くなったと聞いた。
もともと不自由だった耳が悪化したあと、
冗談のように「脳まで機能が衰えた」と。
疲れた素振りをみせていた。
目の届くときは、
いつもいたわってあげたかった。
へんくつで自己チューだけど、
わたしがへこんでいたら慰めてくれる人だった。
ほんとうは陽気で、
フィギュアスケートのジェスチャーで盛り上がるときは、
ノリがよくて、いっしょに踊っていたよね。
不自由な耳のせいで、
神経をはりつめて、疲れたのかもしれない。
何かの瞬間に、定年までがんばれないかもしれないと、
そう言っていたことを思い出す。
もう、休んでもいいんだね。
おつかれさま・・・