ミチコさんのご縁で、
人生初の茶事に参席が叶いました。
茶事とは、茶懐石とは。
何も知りません。
見るのもいただくのも初めてです。
でもワクワクもする~✨️
ミチコさんの茶道のお師匠様の邸宅での
心尽くしのおもてなしです。
皆で訪問するのですが、
玄関でピンポンはしません。
ピンポンしないで少しだけ開いた扉に
手を掛けて中に静々と入ります。
それを「手掛かり」と言う。
(くぅ~痺れる〜✨️)
玄関横の「待ち合い」というお部屋で
しばし待っています。
待ち合い、、、痺れる〜✨️
そして待ち合いのお部屋から、
草履を履いて、お庭に出て、
「うずくまる」をします。
意味はよくわからないまま、
関門海峡を見下ろすお庭で、
お着物姿の美しいミチコさんの
後ろでうずくまった時、
感謝と感動が溢れてきて
泣きそうになってしまいました。
香る炭がいい香りだったことと
はぜる音が心地よかったことしか
覚えていません

先生手ずからのお料理もとても美味しくて。
言葉に痺れ、
美味しさに痺れ、
うずくまったり、
正座に痺れたり(笑)
感情は大忙しなのに、心静か✨️
俗世間から離れた
こんなに美しく静かな世界があったことを
知れたことがうれしく。
ご縁を繋いでいただけたことに、
ありがとうございます。
全国から集まった、
一期一会のみなさんと、
茶事の美しく静かな思い出だけを持って
サラッとお別れする。
なんて粋な世界なんでしょう🌸
掛けてあったお軸には
紅塵飛不到
(俗世間の塵芥のごときことは、
ここには到達しませんよ、のような意。)