モモカジャパン聖地巡礼後は、

伊勢半本店の紅ミュージアムへ。


紅ミュージアムに

何を見に行ったかというと、


シャインリップ💄です。
懐かしくて懐かしくて大興奮。
買う気満々でしたが、
数年前に復刻発売されすぐ完売、
今は展示のみとのこと。

展示でもいい、一目見たい!
と教えてくれた先輩と前のめりに鑑賞。

伊勢半本店にある二間の小さな
ミュージアム(しかも無料)なのに、
どれだけの時間いたか。

紅ミュージアムでは、

昔ながらの「小町紅」の製法や

お化粧の歴史を学べます。


小町紅キラキラ

べに花を乾燥させ圧搾し、
気が遠くなる手間ひまをかけて、
ほんの少ーしの紅が完成します。

庶民の生活にお化粧がおりてきたのは、
ほんの150年前。
お化粧の歴史は浅いのに、
進歩がすごくない!?


シャインリップーラブ
子どもの頃に制服のスカートのポケットに
入れてたー♥
先輩は「私は高校生かもっと上!」
とおっしゃっていました。

いやーかわいい!懐かしい!と
ひとしきりさえずり、
あー欲しかったなー、
また発売してくれないかなぁ、
などと言っていたら、社員の方のご厚意で
復刻版を開封して見せてくださいましたキラキラ

ラブラブラブラブラブ

ラブラブラブラブラブ
あ、鼻血が。

いやーみんな絶対欲しいでしょう。
再発売されたら買うでしょう。
全色買う買う買う。

伊勢半さんは来年創業200周年だそうで、
ひょっとしてひょっとしたら
ひょっとするかもーーー
と、めちゃくちゃ期待しています❗

口紅を作り続けて200年って
ジャパンの歴史、本当に半端ない。


そして、小町紅の体験もできて、
このお猪口みたいなお皿の中は、

玉虫色の紅。
紅を刷く(はく) というそうです。
玉虫色の紅を水を含ませた紅筆で、

5ミリ程溶かします。

それを唇にのせていくと、
その人に合った色に変化するというのです。
ズキューン♥でしかない。

先輩はピンク色に、
私はオレンジ色に変化しましたラブ
すごいすごーい、昔の人って天才キラキラ

そして、私は昔からオレンジ色をよく選び、
先輩はやはり、
ピンクを選んでいたというのです。
ジャパン天才。

私はそれを色黒だからと思ってたけど、
そうかもしれないけど、
似合う色がわかっていた
と思えたらとてもうれしい。

そして体調が悪かったり、
貧血だとなんの色も付かない
そうなんです。

小町紅の歴史を、ひとつひとつ丁寧に
社会科見学くらい時間をかけて見て、
興奮気味に話して、
ジャパニーズカワイイ♡を愛でる。
ああ、尊い。
好きのベクトルの深さと温度が同じ人と
共有すると喜びが爆発しますね❗

いろんなポスターの中で、
心を射抜かれたのはこちら。

どの時代も若者が「今の若者は!」
と言われながら、オシャレを楽しんで
好きな服を着て、メイクを楽しんで、
ドキドキしていた。
そして令和の今があることに感動〜(T_T)♥

バブル全盛期が青春だった先輩が、
「昔玉虫色の口紅が流行った。」と
おっしゃって、
えー!塗ったらどんな色になるんですか?
ときいたら、
「脂がのった魚を食べた後みたいに
 ギラギラ。」というのでおかしくて。
気になってしかたなくて調べても、
全然出てこなくて、
そしたら何かの記憶と混ざってると
おっしゃるので、
魚の脂みたいにギラギラする玉虫色の口紅と
何の記憶がまざるんですか、と大笑い。

玉虫色ではない先輩の思い出の口紅。


それで私も思い出したのです。
私の青春の口紅、資生堂PJラピスを。
この紺色のキャップ、
オレンジを何回も買いました。

CMはCHARA♥
だっただったー懐かしい♡
何十年も忘れてたのに、記憶って不思議。

こうして思い出せたことがうれしくて、
子育てからずっとドラッグコスメで、
自分のために、
口紅をちゃんと買ったのっていつだろう。
必要ない
別にほしくない
って思ってたけど、
シャインリップとPJラピスだけで、
こんなに幸せな気持ちになるんだよ。

今の私に似合う、
思い出したらうれしくてたまらない
口紅を買いに行きたいって、
何十年ぶりに思いました。
みなさんの思い出の口紅はなんですか。


ということで、
口紅レポートは次回に続きます。

こんな長いのに!(笑)