実家で食べたハマボウフウ(浜防風)

や蕨のことを何度も思い出しています。

ハマボウフウの天ぷら。
ほんのり春の苦みです。

スケジュールの余白が多いほど
落ち着くタイプの私は、
手帳が埋まってくるとソワソワします。

年間に楽しみを散りばめる、
それができるようになってきた。
でも手帳を見ると、これまでの私が
「あなたできるの?」
「疲れるよね。」
「身体は無理はできない。」
挙げ句は、
「やめたほうがいい。」
とまで囁いてきます。どんだけー。

そんなときは、
モノと向き合い、
詰まりを除く。

花に水やりして花がらを摘み、
洗濯機の糸くずケースをキレイにして、
シンクとカランを磨き、
台所の台を丁寧に拭く。
吊戸棚を拭く。
トイレの壁と天井をクエン酸で拭き、
便器の水たまり部分に素手を突っ込み
ぬめりにひえ~となりながら、
無心で洗い流す。

お風呂も覗いたら、
そういえば、
石鹸を使わなくなったのに、
石鹸を宙に浮かす道具がそのままで、
その周りに石鹸カスがあるのに気づく。

石鹸を宙に浮かすモノ。

わが家は私以外、
石鹸を使っていなかったのです!
と去年知って驚く。

石鹸の根こそぎ感が好きなため
使っていたのですが、
年齢的によろしくないと知り、
やめたのです。
でもずっと壁に付いてた。
毎日見て毎日気づかないアルヨ。

一つ見つけて
ひとつ捨てる。

そして、去年のお楽しみと
今のお楽しみの差にも気づきます。
去年感動に浸り、胸が高鳴り、高揚し、
絶対来年も見るんだ!と決めていた舞台を
今年はそこまで行きたいと思っていないとか。

帰って来たオペラ座(劇団四季)を
絶対に良い席で2回は観ようと、
シャンデリア席(二階最前列)と、
一階前方を押さえたのに、今やりたいことと
重なって、シャンデリア席を手放すとかです。

舞台チケットというものは、
タイミングと情熱が重なってとれるもので、
先の予定を半年以上前から決めているので、
今の気持ちと違ってくるものかもしれません。

去年の私のお楽しみ事が
今の私のしてみたい経験と
変わっている。
そこを認めてあげる。

用意してくれた友だちに
断るのは辛いけど、
できるだけ早く伝える。
7月のシャンデリアチケットは、
友の友に巡って行きました。

手帳を眺めると、
やってみたいこと、
お会いしたい方、
未知の経験…それらが散りばめられていて、
それらは文字や言葉なんだけど、
ありがたさとうれしさが横並びに
微笑んでいるようです。

それを全部できるかはわからないけど、
予定がさらさら流れていくように、
家を整え、心を調え、
健康でいられるように、
身体の中も流れるように
新しいチャレンジも始めました。 

同じシリーズのスリッパを左から右へ。
古い方、まだ履ける。
右はお客様用にしようとか、
まだ思います。かーわいい♡

白に替えたら、
とっても気分が良くなりました。