高校生の次男の返事が
はいでもなく、
うんでもなく「はぁ」なのが気に入らない私。
そんな間の抜けた返事ありますか。
家でできないことは外でもできない。
ちゃんと口を閉じるの。
などと言ってしまいます。
今日も「んはあ。」とぷしゅーと気の抜けた
返事をするものですから、
「〇〇ちゃん!」と声を荒げたら、
「ごめんごめん。今ね、ちゃんと、はいって
言ったんだけどね。はいの「い」の所で、
モスキート音入れちゃったんだよね。
40代以上の人が聴こえないってヤツ?
お母さん聞こえなかった?ごめんねー。」
…天才かもしれん。笑
春から鹿児島と行ったり来たりの生活で、
今年は、八重咲きのどくだみも、
原種チューリップも、
新しく植えたチューリップも
見ることは叶いませんでした。
でも夏椿は何年も咲かなかったのが嘘みたいに、
たくさんたくさん咲いてくれて、
フェンスの向こう側までいっぱいに。
ポトリと落ちる花がらを拾うのもうれしく、
夏椿を見れば浮かぶお顔を思い出して、
心が温かくなっていました。
そのお方からいただいた、
特大カサブランカが咲くことを待ちわびていて。
ピンクのリップグロス。
20センチを超える大きな美しいバドライト。
夫、長男、次男それぞれに声をかけて、
一緒に綺麗だねーと眺めました。
大学生でも高校生でも美しい花を見ると、
わお!という顔になって、
「でか!」「植物園サイズ?」
そして、
「お母さんよかったね〜。」
などと言ってくれるので、
モスキート音でも…ま、いっか(´∀`=)♡
母に百合の写真を送ると、
電話がかかってきて、
「びっくりしたわよー。
綺麗ね〜。大きい大きい。」
と母の声が弾んでいるのがうれしく、
花が終わったらカットして、
緩効性肥料を撒いておけばいいと教わりました。
春の花は見れなかったけど、
美しい花を綺麗ねと一緒に喜んで
顔を見合わせて笑って、
秋にはずっと昔に父が植えていった
彼岸花が咲くでしょう。
「花は感心じゃっど。ちゃんと咲っでやねぇ。」
「お前はいっちょん咲かんねぇ。
お父さんが肥料をやりすぎたからやっどかい。」
と、すーぐ好かんことを言って、
嬉しそうに笑う父の顔が浮かびます。
庭には大好きな人のくれた
大好きな花が増えていて、
花を見て泣きたくなったり
うれしくなったり、
日常が愛おしいです。












