某月某日


都心に車で出かけ、

夫が用事をすませている間、

車の中で本を読んで待っていました。


読書好きなアノヒトが

オススメしてくれた本です。

シリーズと知らず、

読む順番を間違えていたのですが

大丈夫👌


出会いから生まれる人間模様と

心に抱えているものを描き出しながら、

人はどうあったって食べて生きていく。

それが心に響くのです。


実在のお店のメニューを

主人公はお酒とともに

時に味わい、

時にかきこみます。

お店の名前は出てきませんが、

調べれば到達できる控えめさがよくて。


孤独のグルメの五郎さんとはまた違う

趣きがあります。



ページをめくりながら、

肉骨茶という字面に少々驚き、

それがマレーシアの料理で

バクテーと読むことを知りました。


へぇーお肉を漢方のスープで煮込むんだ。

好きそう!

お箸ではずれる柔らかさ。

お肉は柔らかいのがいいよね。

追いスープもできる、とな。


どこにあるんだろうと調べたら、

今いるところから車で30分ほどとわかりました。


今読んで今行きたくて、ここから30分!

もうこれは運命✨

行くしかない✨

すぐ運命論者になります。


十条銀座の踏切は電車がめちゃ近い。



ドドン‼️



漢方か〜大丈夫かなと言ってた夫も、

うまい!と。

本の通りに頼み、

揚げパンをスープに浸す。しみしみジュワー。


本の最後にあったように、

骨だけふたつコロンと残りました。


私はあっさりスープ

夫はこってりスープ


世の中には知らない食べ物がたくさんあるねえ。

これからも一緒に美味しいものを食べようね。

そんなことを惜しみなく口にして。



結局最後は夫や子どもたちと、

美味しいものを食べて笑って、

仲良く暮らせれば十分で、

日常はミラクルとよく言うけれど、

断捨離メソッドを持って

普通に暮らす。

それが私の望むことです。




live the life🍖