いつも素敵だなぁ、
可愛いなぁ、
綺麗だなぁ、
優しいなぁ、
美味しそうだなぁと
一方的に好意を寄せることはありませんか。
私はあります。
エッヘン。

その方のブログで八重咲きのどくだみが
あることを知り、
植えたくてたまらなくて植えて、

アガパンサスの根元に。


その方の描かれた八重のどくだみの

日本画が静かで美しくて。

いつか見てみたいなぁと思っていました。


昨日がそのいつかで、

江ノ電に乗りたいがために4回乗り換えて、


てくてく。


蔵を改装したギャラリー兼ごはん屋さんで

個展があり、

先に行かれたアナベルさんのブログから、

私も来年のカレンダーを買うんだ音譜

と決めており。


出会えた伊藤華奈さんは、

絵の通りの優しくて温かい方でした。



お友だちの方とお話されているところに

混ぜてもらって、絵のストーリーや

見えない世界の不思議な話を聞いて楽し。


どくだみの両隣りには、

銀と金がベースになっている絵があって、


銀。


金。

(掲載はすべていいですよ。

 と優しくおっしゃっていらっしゃいました。)


お顔がある絵はみんな

優しい温かい目をしています。


ごはんを待っている間、

側にあるこの絵が

いちばん好きだなぁと思って、

じっと絵を見て音楽を聴いていたら、

なんだか知らないけど泣きたくなってきたのです!

そんなタイプじゃないのに、

そんなタイプだったの!?

どうしよう。


そのことを華奈さんにお話したら、

「そうなんですそうなんです。

この音楽いつも私も泣きたくなるの。」って。

その曲は「約束」という曲で、

この個展のためにお願いしたという

作曲家のご友人の曲でした。


ご友人の作曲家さんが曲を提供されていて、

お店もまた、お友だちのあにぢゃさんという

優しそうな男性がお手伝いされていて、

あにぢゃさんは、華奈さんの初めての個展で

華奈さんの絵を見て泣いてしまったという絵を

教えてくださいました。


あったかい場所にいられてあったかい気持ち。


そしてなんと、

アナベルさんと私のコメントのやりとりを

ご覧になって、金魚のキンちゃんを連れて来て

いらっしゃっていたのです!

なんて優しい方なのでしょう✨

私が行くなんて知らないのに。

来ないかもしれないのに。


金魚のキンちゃん


キンちゃんは未完の作品と

ブログを通して知っていたし、

個展にはいないと思っていたから、

まさか会えるなんて。

触っても大丈夫だから触ってくださいって

絵を触らせてくださって。

おずおずとキンちゃんのそばのブルーを触る。


重なる絵の具の深みや鱗のキラキラが

伝わらない写真でごめんなさい。


キンちゃんとダウンライトがぴったりです。


どくだみの絵も他の絵も

肉眼で見ると盛り上がっています。


岩絵具という鉱物から作られた顔料や

パステルが好きで好きでたまらないと

よくブログに書かれていて、

私はその好きで好きでたまらない

という言葉がすごく好き。


お客さんがいっぺんに帰られて、

華奈さんと2人きりになった時、

たまたま持って来てたの、という

パステルを一緒に塗り塗りさせていただきました。


パステルは粉おしろいみたいな感触で

すべすべ気持ちよくて、

ただ塗ってるのに優しくて穏やかな気持ち。

不思議。


これまた伝わらない写真。



いちばん好きと思った絵が、

誕生月になっててうれしくて、


10月のぷっくりした紅葉とお月様は、



金の絵の上の部分なのよ、と

教えてくださいました。


八重咲きのどくだみの花を

ドレスみたいと表現されていて、

それから私は、

この花は社交ダンスの衣装っぽいとか

親指姫が着てそうとか、

大柄な花の服を着てみたいとか

花を見るとそんなことを思うようになりました。



初日のお客様がアナベルさんで、

華奈さんは泣いてしまったそうです。




live the life🐳

鯨の絵もとても素敵でした。