リヒトの部屋には栞があります。
挨拶は自分から。
できると思っていました。
部屋のフロア廊下で、
前方遠くから、
「おはようございます✨」
と仰ったのは、やましたひでこさんでした。
マスクをされてわからなかったけど、
あんなに遠くから!
「ひでこ先生、おはようございます。」
認めます。蚊の鳴く声でした。
すれ違う時にもう一度言ったら、
「はい、おはよう。
お風呂行ってきます!」
ガーン。
挨拶できてない。
嘘だと言って。
子どもたちは、周りの人から、
よく挨拶を褒められました。
目を見て、おじぎもちゃんとして、
気持ちいいねと。
あれは私じゃなくて、
全部サッカーコーチのおかげだったー(T_T)
お世話になったパパコーチの顔を
朝から思い出して手を合わせます。
反省3秒
不安3秒
よし、これからは挨拶を自分からしよう!
アラフィフのする決意とは思えません。
日常のあたりまえや
できると思っていたこと
そんな小さなことまで見つめ直す機会が
そこかしこにあります。
「もっと気楽に♪」
ひとりで参加。
満月のイベントで人はワンサカ。
慣れない懇親会。
肩の力を抜いてくださったのは、
宮本美智代トレーナーでした。
素晴らしかった満月の会の開催のお礼を
申し上げただけなのに、
どうして哲也さんを呼ぶことになったのか、
坂根大学の話、
主催の話、たくさんのお話を
目を見てしてくださって、
ここに居てもいいのね、と自然と思わせて
くださるのです。
3日目にして肩の力が抜けました。
「3日目ー!長かったなぁ。」
と真面目におっしゃってニッコリ。
トレーナーの方々の優しい目配り気配りに
助けられては我が身を振り返る
そんな毎日でした。
次の日、オシャレな美智代トレーナーの
白のヒラヒラの上着が素敵で
お声かけしたら、
袖が四つある服をお召しでした。
「四つあるなんて見えないの。」



