朝に見て
昼には呼びて
夜は触れ
たしかめおらねば
子は消ゆるもの
河野裕子さんの歌です。
手帳に書きとめて
子育てをしていました。
確かめておかないと
消えてしまうもの
大切なものってそうなのだと思います。
捨てるか捨てないか
迷うまでもないもの。
捨てられないんです
って思わないもの。
和室で長い間、お人形のドールハウスでした。
とても気に入っていて、
よく手入れをしていました。
お人形の次の引越し先は、
子供部屋から出たカラーボックスでした。
いつもの場所で姪っ子がすぐ遊べるように
とりあえずここでいっか、
のまんまステイホーム期間となり、
姪っ子は来ないまま、
お人形はホコリをかぶっていました。
大切なのに
大切にしていない!
気づいたのなら即行動です。
カチカチの身体をほぐしてシャバーサナ。
ヨガの屍のポーズです。
虚空(なきがら)のポーズとも言います。
最高のリラックス状態にしてあげて気づきました。
ドールハウスに飾っている時は
見に行ってにんまりするのが
至福の時間。
カラーボックスになった途端
見に行かなくなっていました。
お渡りのない大奥(断捨離用語です。)
という言葉が頭をかすめました。お気に入りの舞台がそうでなくなっただけで、
ドールは何も変わっていないのに
あまりと言えばあまりの仕打ち。
晒のおくるみで
一人ひとり丁寧に包みました。
ゆっくり休んでもらって、
舞台が整ったら、
活躍してもらいます。
表舞台と楽屋
そういうことなのかと
ようやく気づきました。
我が家で最後のカラーボックスは
やっとなくなりました。
紅小町が咲きました。
大切なものが
消えてしまわないように
日々断捨離おけいこです。
happy new life👋






