亡くなった方のものを処分する
いわゆる遺品整理は、
供養の断捨離と言われます。

我が家の19才の愛猫は、
1ヶ月前に虹の橋を渡りました🌈

前日まで元気で
いつも通り一緒に寝て、
朝起きたら別の部屋で静かになっていました。


その日のうちに斎場で見送り
その日のうちにネコのものを
手放しました。

トイレを庭で洗い、
爪とぎグッズも、
部屋のあちこちにあった
お気に入りのベッドもまとめました。

断捨離も一緒にやって、
空間が大好き。「ネコはみんなそうよ、お母さん。」

すき間が大好きで
お膝が大好きで
洗濯物の上も大好き。

家族のだいじで大切な宝物。
穏やかな優しいネコでした。


遺品を手放したほうががいいとか
そういうことではなくて、

前に進むには
過去のものはない方がいいと
学んでいました。
中高男子も部屋でこっそり泣いていたようですが、
明くる日「泣きすぎて顔が痛い。」と
素直に言いました。


1週間が過ぎる頃
ずっとお世話になっていた動物病院から
お花が届いて、
あの子のお気に入りの場所に飾りました。

私の頭にはハゲが見つかりました。
今もハゲています。
500円玉ハゲです。あと1円玉ハゲが3つ。

最初はショックで反射的に涙が出たけど、
今はハゲるほど好きだった
と誇りに思っています。


こんな素敵な道を抜け、
虹色の日差しがまぶしくて、
薔薇のお花に囲まれた
美しい場所にあの子は眠っています。


このひと月、
ブログにきてくださり、
いっとう大事なお時間をさいて、
読んでくださって、
いいねもしてくださって、
さらにコメントまでくださったあなた。

本当にありがとうございました。

温かいやりとりに心救われる日々でした。

心から湧きあがるような
こみあげるような
「ありがとうございます」
です。

ありがとうございました。


外出自粛前に
猫を見送る前に

断捨離に出会えていたことにも
感謝しています。

一瞬早すぎず
一瞬遅すぎず


ハゲるほど
好きにさせてくれて
ありがとう

happy new life👋