庭の手入れを始めて
気づいたことがあります。

植物を上手に育てられる人は緑の手を持つ人、
私はどうやら巨大化させる手を持つ人でした。
エリカの木の根。

15センチほどの小さな苗でしたが、気づけば
縦横1.5mほどに成長。ミノムシが多くつき、
伐採したのは一昨年でしたが、
根っこはそのまま放置していました。


花が大好きで買ったミモザも巨大化し、
台風の時はハリーポッターに出てくる
「暴れる柳」のようになり伐採。
調べれば、電信柱くらいの高さになっても
おかしくない木らしいです。


シマトネリコの木はシマ(あまり大きくならないの意)に安心して植えたところ、3mを超す巨木に。
お二階の方が、緑好きで「気にしないわよー。」に甘えていましたが、上京してきた父に叱られ伐採。


引っ越して初めて植えたオリーブは、
シンボルツリーにするはずが、
樹形が乱れに乱れ、なくなく伐採。


ピエール・ド・ロンサールとモッコウバラも
アーチ仕立てにしていましたが、金属のアーチが腐食後、それぞれをダメにしてしまいました。


それならと
ベランダガーデンに目覚め、多くの多肉植物を
育て始めますが、すべてを枯らしてしまいます。
4、5年前の話です。
「そんなこともあったけど、元気だして〜。」

すっかり自信をなくす頃は、
庭に出るのもイヤになり、
ベランダは洗濯ものを干す時だけ。
家の中にはモノがあふれ始めていました。

心が内に内に向くのに合わせて、
同居の悩みも大きく、心は重くなり
モノも多くなっていたのです。

同居を解消して、
モノを捨てまくって、
家中を拭きまくったら家が整い、
家が整ったら心が整い、

心が整ったらベランダに出て、
ベランダが整ったら、
庭に出てみました。

思っていたより土が荒れていたから、
植え替えには時間がかかるけど、

庭→ベランダ→家
の順番で荒れていった我が家は、

家→ベランダ→庭
の順に回復しています。

外から内へ
内から外へ
断捨離的になんという言葉が
ピッタリかわかりませんが、

気分は「解放」です。

モノと向き合い、
たくさんのモノを捨てたら、
心も解き放たれました。

人にもモノにも花にも緑にも
優しくなれて、
うまくできない自分にも優しくなれました。
自分に優しくなれたら、
多肉ちゃんもピチピチ元気です。

この良い「気」のめぐりが
断捨離の素晴らしいところです。

stay homeがstay healthy
になる断捨離。

このメソッドは国の宝だと本気で思うのです。


happy new life👋