あけましておめでとうございます
昭和、平成と長きにわたり
あたたかい賀状を
ありがとうございました。
令和の時代を迎えたことを機に
本年をもちまして、どなた様にも
年始のご挨拶を控えさせていただく
ことにいたしました。
誠に勝手ではございますが、
今後ともかわらぬ おつきあいを
よろしくお願いいたします。
みなさまのご健康とご多幸を
心よりお祈り申し上げます。
と記し、今年で年賀状じまいをしました。
それなのに冬休みの間、毎日毎日
年賀状届いてないかな♬
とポストをのぞく矛盾これいかに。
私はといえば、本来は筆まめな人間です。多分。
季節ごとの便箋、封筒を揃えるのが趣味でした。
鳩居堂が好き。
文房具も大好き。
切手も季節に合わせて貼っていました。
桜、つゆ草、ほおずき、金魚、蓮にまんさくの花…
と絵葉書や切手があっという間に思いつくほど。
便箋に香りをしたためる香袋まで。
でも今のハガキの切手がいくらで
封筒がいくらか知らなかったのです。
正解はハガキ63円、封書84円。
62円でも82円でもなかった( ̄◇ ̄;)
「そうか、そうなんだ。」と
たくさん集めた切手は、
贈り物を送る時のゆうパック代にしたり、
未使用の切手1枚ごとに手数料はかかりますが、
眠っていた切手を
よく使うレターパックに交換したりして、
切手を消費しました。
使わない便箋、絵葉書も資源ゴミへ。
年の瀬に感じられる小さな達成感は、
「年賀状を書けるかも。」
「年賀状を出すなら丁寧な言葉で伝えたいな。」
という前向きな気持ちに変わりました。
調べると、年賀状の始まりは
1900年(明治33年)。
今から120年前に生まれたんですね。
当時の人が作った制度だから、
辞めるのを決めるのは今の人
でもいいのかもとふわりと思えて、
また未来、年賀状に代わる
素敵なご挨拶のかたちが生まれるかも
という期待も持ちました。
仕事はじめで会社に行くと
「寒中見舞いが届いたんだけどね。
昨年末に愛犬の〇〇が18才で亡くなりました。
って、ご夫婦連名で喪中のご挨拶だったの!」
というお話あり。初耳です。
やはり時代は変わり、新しい挨拶のかたちが
生まれていくものなのだと
しみじみ思ったことでした。
最後まで読んでくださって
ありがとうございました。

