「凪のお暇」というドラマを観て泣きました。
同居をやめてから、ドラマを観るのが大好きです。
生きている実感をドラマに強烈に感じます。
いかによく生きるかに目を奪われ、
同居をいかにして完遂させるかを
メインテーマに、
今ここでない時間に目を向けていた時、
テレビもドラマも大嫌いでした。
この苦しい現実がドラマなんだよ!
この上なんで人の生き様を見せられないと
いけないんだ!と吠えていました。
イエスマンで、
共感が飛び道具で、
自分の言葉、考え、選択を譲りまくり、
貼りついた笑顔で他人に合わせまくりの人生。
そこからオサラバできた私は
とんでもなく自由です。
とんでもない自由な時間は
子育てでも、
仲良しごっこのお友達にでもなく
ただひたすらに
私のごきげんのために。
断りたいことは断り、
やりたくないことはやらないで、
伝えたいことは伝える。
優しく。
全部ができるようになると
「なんだ断ったらよかったんだ」
「なんだやめたらよかったんだ」
「なんだ言ってもよかったんだ」
ひょうしぬけするくらいです。
後ろから膝カックン。
ガクーッ!
ズコーッ!
漫画みたいな言葉が口から出てきそう。
ひとつひとつできなかったことを
言ってみてやってみて、
ニンマリする凪ちゃん。
同居をやめて3年、長めのお暇いただきました。
「空気は読むものではなくて
吸って吐くものだと思うから。」
凪ちゃんの言葉を昔の私と今の私に
平等に送ります。

