私は欲張りなので
人生100年で計算し、
これからの人生は
好きな人
好きなこと
好きなものを
大切にしていこうと、もう決めました。

100年にしたのは
まだ折り返してないと思いたいからです。

やりたくないことをやっている暇はないんだ!
心を身体を時間を
大切なこと以外に使ってる場合じゃないんだ!
と激烈に思ったのは
同居をやめると決めた日です。

人生100年と相反する心で
明日命がなくなってしまったら、
と考えた時

「いやだいやだいやだ!!」
「こんなの私の人生じゃない!」

と腹の底から噴きこぼれるように思いました。

きっかけは些細なことで
些細なことの16年分が爆発しました。
激烈な衝動でした。

同居から得たものなど
何もなかった
何の意味もなかったと
口にするとなぜか慰められましたが、

得たものは
「我慢は美徳ではない」
ということと
「自分の人生を生きる」
ということです。

自分と他人の間の
境界線を際立たせ
自分の人生の舵をとる

そう決めたら
家族も
周りも
事象も
私の望み以上に
おさまるところにおさまりました。

帆かけ船が風をはらんで
ギューンと海原を渡っていくようでした。


夫が帆となり
大波からも
嵐からも
雷からも
守ってくれたことが私の幸いです。


人生時計を折り返した時
もう半分も共に歩みたいと
思わせてくれたことも
同居から得られたことかもしれません。