豊受大神と櫛稲田姫


この2人の類似点を書き出してみる



豊受大神

丹後に伝わる羽衣伝説

丹後国比治の山(磯砂山)の山頂に井あり、

その名を眞井(女池)という。

この井に天女八人降りて来て水を浴みき。

麓の和奈佐という老夫、

天女の衣をかくし、

児として無理に連れ帰る。

天女万病に効く天酒をよくす。

十有余年するうち、

老夫の家富み栄ゆるも、

老夫は「汝はもともと、わが児にあらず」

と家より追う。

天女は泣く泣く放浪し、

竹野の郡舟木の里にたどりて死す。

里人天女を奈具社にて祀る。

こは豊宇賀能売の命(豊受大御神)なり


櫛稲田姫

テナヅチ・アシナヅチ夫婦は、

8人の娘に恵まれて家族で

出雲国に住んでいましたが、

ヤマタノオロチ(八俣遠呂智、八岐大蛇)

という怪物に悩まされていました。


ヤマタノオロチ」とは、

高志(現在の北陸地方)に住む

8つの頭と8本の尾を持った巨大な怪物で、

年に一度テナヅチとアシナヅチのもとへ

やって来ては娘を食べてしまうのです。

こうして毎年娘をひとりずつ失って

悲しみに暮れていた夫婦でしたが、

今年はいよいよ最後に残った末娘である

クシナダヒメが犠牲となってしまう年であり、

夫婦とは肥の川のほとりで

しくしくと泣いていました。

そこに、高天原で暴れた罪を問われ

追放処分となったスサノオが、

たまたま通りかかります。

スサノオに涙の理由を問われたため

夫婦が事情を話すと、

スサノオはクシナダヒメ

嫁に貰うということを条件に

ヤマタノオロチを退治することを約束。

スサノオがアマテラスの弟であると

知った夫婦はこれを快諾し、

早速スサノオとヤマタノオロチ退治

計画を立てはじめました。


スサノオはまず、

クシナダヒメを櫛の姿に変えて

自らの頭に挿し、

そして夫婦にはとても強い酒

8つの門を作るよう指示。

醸造されたその濃い酒8つの酒桶に入れ、

8つの門の中に置くという罠を仕掛けたのです。

しばらく待っていると、

やがてヤマタノオロチがその姿を見せました。

眼は赤い鬼灯のように光って

背中には松や柏の木が生え、

身体は8つの谷間までのびています。


しかし、を見つけたヤマタノオロチは、

スサノオの計画通り

それぞれの酒桶に入った酒を飲むと、

たちまち酔い潰れて寝てしまいました。

そして、ヤマタノオロチ

ぐっすりと眠っている隙に

スサノオが十拳剣(とつかのつるぎ)で

斬り付け、ヤマタノオロチを退治することに

成功したのです。



豊受大神8人の天女1人だけ天に帰れず

櫛稲田姫8人姉妹最後の1人


豊受大神を連れ帰った老夫婦

豊受大神の酒で富を得る


櫛稲田姫酒造りが上手




八岐大蛇=八大龍王


八大龍王の1柱

沙羯羅竜王 龍宮の王。大海龍王。

法華経・提婆達多品に登場する

八歳龍女はこの龍王の第三王女

善女(如)龍王」と呼ばれた。

空海が新しく名付けることとなった

清瀧権現も唐からついて来た

この娑伽羅龍王の同じ娘の事である。


8歳龍女善女龍王

同じ沙掲羅龍王第三王女とされる

方位神「歳徳神」とも関係が深い

蘇民将来伝説では牛頭天王竜宮まで赴き、

娑竭羅龍王の娘「婆梨妻女」を娶る話と

なっている

牛頭天王スサノオ陰陽道の方位神

習合・同一視され、

結果的に牛頭天王の后「婆梨妻女」

=歳徳神=櫛稲田姫とみなされる


櫛稲田姫を祭神とする

六所神社のホームページに載っている

↓↓↓

櫛稲田姫をよく見ると

に乗っている姿で描かれています。

(写真は保存禁止なのか保存出来なかったので

ホームページで確認してください)


善女竜王のお姿は

九尺(270cm)の大蛇の頭の上に乗る

八寸(24cm)の小さな金色蛇として

描かれているそうです。


【高野大師行状図画 善女竜王】


他にも善女竜王で検索虫めがねすると

↓↓↓

こちらの絵が出てきますニコニコ


ちなみに頗梨采女

↓↓↓

歳徳神

↓↓↓

歳徳神を説明すると…

恵方巻きの時に向いて食べると良いと

される方角にこの神様がいるとされる




櫛稲田姫の親が酒作りが上手だった

から櫛稲田姫も酒を作るのが上手だった


櫛稲田姫の両親八大龍王(八岐大蛇)であり

その地の豪族(かな?)と考えるのであれば


スサノオに切り殺されたのは

そこに居た土着の民(豪族)である


その娘・櫛稲田姫と素戔嗚尊が結婚した

となれば政略結婚とも考えられる


また政権が変わったとも考えられる


土地を奪われたとも。


櫛稲田姫が豊受大神になり

その後捨てられ大事にされなかった

と書かれているが…


素戔嗚尊が櫛稲田姫に送った

日本最古の和歌


【和歌】 八雲立つ 出雲八重垣 妻ごみに 

八重垣つくる その八重垣を

【読み】 やくもたつ いずもやえがき 

つまごみに やえがきつくる そのやえがきを

【意味】 雲が幾重にも湧く出雲の地で、

妻との新居によい場所を見つけた。

妻のために垣根を幾重にも造ろう。


この辺をもっと紐解ければ

何かがわかりそうなんだけどなー真顔


私の頭じゃ中々…

難しいチーン