古い情報となりますが、私は、10年ほど前に賃貸仲介(住宅)の仕事を
していました。給与体系は、フルコミッショとなり、売り上げの約
30%が収入になるとうい条件でした。
1年を通してコンスタントに売上を維持することが難しく、1月から
3月が新入生、新入社員などが動く時期で、繁忙期となり通常月の
2倍くらいの売上でした。
特に、地方からの親子連れの新入学生は、部屋探しに時間的、距離的
制限があるなか、相場感など基礎知識がない方が多く、こちらが
コンサルティングしながら部屋探しを進めるというのが一般的でした。
営業マン、入居希望者ともに、ハッピーなのが1件目の不動産業者で
部屋を決定することですが、他の店には、もっと良い物件があるのでは
と入居希望者側が考えると他の店の情報も見てみたいとういのが
一般的な心理となります。
腕のいい営業マンは、他の店の情報も同じですよ、もしくはうちの店の
情報が一番ですと、説得?、納得してもらえるかがポイントとなります。
熱心な営業マンは、ひたすら物件情報を出しつづけて、これ以上の物件は
ないと認識してもらう方法や、物件情報より営業マン自身を気に入ってもらい
この人が紹介する物件で部屋を決定したいということがありました。
決定率(来店数に対する、成約件数)が、通常は、3割程度が一般的でしたが
8割程度の決定率を達成する営業マンも存在しました。
家主の立場からすると、決定率の高い営業マンにうちの物件を優先的に紹介
してもらいたいという意識が働きます。そこで、仲介会社のルールにもよりますが
広告料(仲介手数料)とは別に、個人的にお礼(商品券など)をすると
優先的に、物件を紹介してもらえる可能性が増えるのではないでしょうか。
家主としては、常に入居希望者のニーズや動き、賃貸マーケットを把握する必要が
あります。その点からも、仲介会社の営業マンは、貴重な情報源となります。
仲介ショップの中から、キーマンを探し相互に有益な関係を構築することで
賃貸運営を円滑に進める手法のひとつとなります。