令和8年6月27日(土)|こころの整え方・私の経験談

\ みーぱんの処方箋 /【うつになった私 第4回】

「適応障害」という診断名を、
初めて自分の名前と並べた日。

こころの整え方・私の経験談|みーぱんの処方箋

前回、布団から出られなかった朝のことをお話ししました。

あの朝をきっかけに、私はようやく病院を受診することを決めました。今日は、その時のことを振り返ります。

受診を迷っている方がいたら、少しでも参考になればと思います。

📌 「行くか、行かないか」で何日も迷った

起きられなかったあの朝から、受診を決めるまでに、実はかなり時間がかかりました。

「自分で何とかできるはず」「病院に行くほどのことじゃない」——そんな気持ちと、「このままじゃまずいかもしれない」という気持ちが、毎日せめぎ合っていました。

「もし何でもなかったら、それでいい。安心するために行こう。」

最終的に、そう自分に言い聞かせて、心療内科の予約を取りました。

📌 診察室で、淡々と話したこと

診察では、これまでお話ししてきた、仕事での判断力の低下、不眠、家族へのイライラ、そして起きられなかった朝のことを、できるだけそのまま伝えました。

不思議なことに、話している間は涙も出ず、自分でも驚くほど淡々と説明できました。今思えば、それくらい感情の動きが鈍くなっていたのだと思います。

先生は一つひとつの症状を丁寧に聞いてくれて、最近の仕事の状況や家庭のことについても質問してくれました。

📌 「適応障害ですね」と言われた瞬間

一通り話を聞いたあと、先生から告げられたのは「適応障害」という診断名でした。

「ああ、ちゃんと名前のあるものだったんだ。」

正直、ショックというより、最初に来たのはそんな安堵に近い気持ちでした。自分の不調が、気持ちの問題でも、母親としての甘えでもなく、きちんと医学的に説明できるものだと知れたことが、少しだけ救いになったんです。

💊 OTとして、今だから言えること

適応障害は、特定のストレス要因(仕事・環境・家庭などの変化)に対して、心身がうまく適応できなくなった状態を指します。ストレスの原因がはっきりしていることが多く、その要因から距離を置くことで回復が見込みやすいとされる一方、原因が続く環境では症状が長引くこともあります。

「診断名がつく」ことは、症状に対処するための地図を手に入れることでもあります。当時の私が感じた安堵は、自分の状態を「得体の知れない不調」から「対処の方法がある状態」へと言い換えられたことから来ていたのだと、今は思います。

診断を受けて、しばらく休職することと、薬を使いながら様子を見ていくことが決まりました。

「頑張れば何とかなる」と思い込んでいた日々に、初めて「ここで止まっていい」という許可がもらえた気がしました。

📋 受診を迷っているあなたへの処方箋

✅ 「病院に行くほどじゃない」と思っても、迷うくらいなら一度行ってみる

✅ 診断名がつくことは、不調を「対処できるもの」に変える第一歩になる

✅ 症状や経過は、思いつく限りメモしておくと、診察でうまく話せなくても伝わりやすい

✅ 「休む」という選択肢は、甘えではなく治療の一部だと知っておく

この時点では、まだ私は「適応障害」という診断だけを受け止めていました。

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このシリーズ🌸の次回は、そこからさらに「双極性うつ」という診断に至った経緯についてお話しします。

診断名がつくことは、
終わりじゃなくて、
対処を始めるための入口。

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