令和8年6月24日(水)|こころの整え方・私の経験談

\ みーぱんの処方箋 /【うつになった私 第2回】

「ただの寝不足」だと思っていた。
本当は、限界のサインだった。

こころの整え方・私の経験談|みーぱんの処方箋

前回、頑張りすぎて限界を見て見ぬふりしていた当時の経緯をお話ししました。

今日は、その限界が実際にどんなサインとして現れたのか、もう少し詳しく振り返ります。

読むのがしんどくなったら、いつでも閉じてくださいね。

📌 最初に出たサイン:判断に時間がかかる

一番最初に気づいたのは、仕事での変化でした。

それまでなら、その場でスッと判断できていたこと——支援の方針や、

ちょっとした対応の優先順位——が、なぜか決められなくなっていきました。

 

「あれ、こんな簡単なことに、なぜこんなに時間がかかるんだろう。」

頭の中で考えがまとまらず、同じところをぐるぐる回っているような感覚。

当時は「最近ちょっと疲れてるのかな」程度にしか思っていませんでした。

📌 次に出たサイン:眠れない夜

仕事での違和感が続いた後、今度は体に変化が出てきました。

布団に入っても、なかなか寝つけない。
やっと眠れても、明け方にパッと目が覚めてしまう。

「最近忙しいから、寝不足になっているだけ」——そう思い込んでいました。

でも、今振り返ると、あれは単なる寝不足ではなく、

心と体がもう限界に近づいていたサインだったんだと思います。

📌 そして気づかぬうちに:家族への態度の変化

仕事での違和感、眠れない夜——その同じ頃から、家族や子どもたちへの態度も、少しずつ変わっていきました。

些細なことにイライラしやすくなる。
子どもの「ねぇねぇ」という呼びかけに、優しく応えられない瞬間が増える。

「私、こんなに余裕のない母親じゃなかったのに。」

そう感じながらも、当時は「仕事が忙しいから一時的なもの」としか捉えられず、自分の変化と仕事・睡眠の変化を、繋がったものとして見ることができていませんでした。

💊 OTとして、今だから言えること

判断や決断に時間がかかるようになるのは、脳が処理できる情報量に余裕がなくなっているサインです。慢性的なストレスや睡眠不足が続くと、前頭葉の働きが落ち、普段なら簡単にできる判断が難しくなります。

そして前頭葉は、感情のコントロールにも関わる部分。判断力の低下と、些細なことでイライラしやすくなることは、実は同じ場所の機能低下から来ている、表裏一体のサインなんです。

「気力で何とかなる」と思っていたものは、実は脳の機能的な限界だった——当時の私が一番知っておきたかったことです。

 

仕事でのつまずき、眠れない夜、そして家族への余裕のなさ。

この3つは、別々の出来事のように思えて、

実は同じ根っこから出ていたサインでした。

でも、当時の私はそれを「ただの疲れ」「ただの寝不足」として処理してしまい、向き合うことを後回しにしていました。

📋 こんなサインに気づいたら、立ち止まってほしい処方箋

✅ いつもできていた決断や判断に、急に時間がかかるようになった

✅ 寝つけない、または早朝に目が覚めてしまう日が続いている

✅ 些細なことで子どもや家族にイライラしやすくなった

✅ 「ただの疲れ」「ただの寝不足」で片付けそうになったら、一度疑ってみる

✅ サインが2つ以上重なったら、誰かに話す・専門機関に相談する目安にする

「最近ちょっと変だな」と思うことがあったら、

それは案外、見逃してはいけないサインかもしれません。

次回は、このサインを見過ごし続けた結果、私が一番つらかった瞬間についてお話しします。

「ただの疲れ」だと、
見過ごさないで。
その感覚は、もう十分なサイン。

一緒に生き延びましょう — みーぱん —