入って来たのは男性と女性だった。

松本さんが父さん母さん何で!と詰め寄った。

「潤……今は混乱しているかも知れないが智くんが
話した事が全てだ」
「でも!俺は…俺、は。将来社長になるからと時
には厳しく辛い事も耐えてきたんだ!それ…なの
に今更魔界の王?そんなの知らねぇよ」
「確かに。潤にとって辛い思いを沢山させた。それ
は本当にすまないと思ってる。ただこれだけは信
じて欲しい」

その横でお母さんだろうか涙を流しながらあなた
の事本当の息子だと思って育てたつもりよ。それ
だけは信じてと訴えた。

「私たちには子供がいない。だからな潤の親の役目
を命令された時は本当に嬉しかったんだ」
「じゃあ今のままでいいだろ!俺だって父さんと
母さんの元で過ごしたいよ。会った事も無い魔王
なんてクソ喰らえだ」


少し涙声になる松本さんを見て何とも言えない気
持ちになってると雅紀が俺の手を握りポロリと涙
を零していた。


「松本くん。君は何度も魔王と会っているんだよ」


智さんのその言葉に松本さんは勿論、雅紀も驚い
ていた。

何度もって……。
魔王が人間界を行き来してた事?


もうここまでくると少々の事では驚かなくなった。



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今日は母の日だったんですね。

私はレインブーツを買ってもらいました(*´▽`*)
やはり右足の付け根が痛みはお薬でマシに
なったもののフラフラする事もあるので
雨の日でも滑らない為に。

お話も毎日は無理でもゆっくり更新して
いきたいと思うのでよろしくお願いします┏○)