雅紀が松本さんを部屋まで送ると言うのでじゃあ
俺もと思った時ニノが翔ちゃんは俺と車で待機ね
と言われ。

雅紀にもうん。ちょっと待っててと言われたので
少し浮かした尻を体勢を変えたように見せて座り
直した。


「まーくん今回の事で翔ちゃんの事も随分心配して
いたんだよ」
「えっ?何で?」
「自分といつも居る翔ちゃんに何かされたらどう
しようって」
「それは……。その、可能性的にはあるの?」


そう聞くとどうだろって言って仮に何かされても
大丈夫だよと言う。


「いや、何を持って大丈夫なの?何かさ分かんな
い事だらけでマジで!怖いんだけど」
「怖いか……そうだよね。でも俺はそれよりもし。
翔ちゃんの身に何かあった時のまーくんが心配だ
よ」
「何で雅紀……」
「あの人さぁ。普段は穏やかだしまぁちょっと斜
め上の事考えたりするけどそれより。本気になっ
た時智でも止められるかどうか...」
「それは怒りで我を忘れる、的な?」
「俺も実際見た事無いけど智が1度だけあるんだ
って。簡潔に言うと別人みたいな」


ははは。それってほら、アニメのサ○ヤ人がスー
パーサ○ヤ人になるみたいな?と冗談で言ったの
にそれに近いかもねと恐ろしい事を平然と言う。


背中がゾクゾクと寒気がして今の事は一旦忘れ
ようと思ったら雅紀がいつの間にか戻っていて
車の窓を叩いた。


「松本さんが夕飯ご馳走してくれるって!!」


と。さっきまでの緊張感など無かったかのように
目をキラキラさせていた。



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今日から始まったニノの新しいコンテンツが。
しやがれでやっていた小さな野望とは!

あー。迷子センター大好きだったからやって
欲しいけど今ってそもそも子供から目を離す
事が怖いもんね。

迷子って早々居ないだろうからその企画は
無いだろな~。残念。