朝食を食べた後雅紀が僕の地元見て行かない?
と言うので行こうと家を出た。

昨日は夜だったのもあって周りが分からなかった
が大きな庭に樹木がありそれだけでも驚いた。

「庭、でけぇな」
「えっと…確かこの家に住むの父さんで3代目とか
言ってたからそうとう古いんだと思うよ。1本ね
桜の木があるんだよ」
「へぇー自宅で花見が出来るなんて贅沢だな」
「毎年の風景だから当たり前になっちゃって。本当
はもっと有難いと思わなきゃね」


家を出ると雅紀の家は高台にあり坂を下ったとこ
には住宅が並んでいた。


「雅紀の家だけポツンとあるんだな」
「何それ。あの番組みたいじゃん」
「いや、だってこの奥は家なんてなさそうだし」


前はあったんだけどね今はもう無くなったのと
言う。


「ここから学校とか遠く無かったの?」
「ちょっと遠かったけど父さんに送って貰ってた
から。よく分かんないけど僕を送って仕事行くの
ちょうど良かったみたい」


あぁそういう事かと納得してるとちょっとこの先
行かない?と言われいいよと着いて行くと。


坂を登り切った先は元は家が立ってたのか雑草が
生え放題の更地なんだがそこからの風景が素晴ら
しかった。


「めっちゃ最高の景色じゃん」
「でしょ?この景色見たらね、悲しい事とかも全部
消えるんだ」


そう言った雅紀の横顔が見た事無いような表情で
普段は笑顔の印象が強いだけに『今回』の翔ちゃ
んってのがまた気になった。


✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。

甲子園が始まり普段、昼間はテレビ観ないのに
観てるから1日が早い(꒪д꒪II

今日からまた抗がん剤が始まりましたが
明日は甲子園に観戦に行きます(๑•̀ㅂ•́)و✧

とーいん目当てで行きますが元々監督さんが
好きで。(推しでは無い)
いつも試合前のシートノックをしている姿を
見て年齢的にも少しダイエットをと思うのが
恒例です。(何やそれ)