俺が口をパクパクしてるとお風呂一緒に入るの
嫌なの?と言われ。

「いや、違うけど。その…狭いし」
「いいじゃん。汗だけ流せればそれでいいんだし」
「でも……」

とにかく早く入ろ。お菓子とスイーツ食べたいし
と言われそんな理由?と思いつつさっさと服を脱
いでいく雅紀にしょーちゃんも早く!と言われ急
いで脱いだ。

裸になり…って男同士だし考えたら普通だよな
と思いつつ雅紀の肩を見て目が離せ無かった。

「この痣、気になる?」
「いい意味で気になる…。何だろうな。凄く惹か
れてしょうが無い」
「くふふ。この痣は僕のシルシなの」

それよりね。と言って目を伏せる。

「しょーちゃん僕のこと抱ける?」
「だ!!だ、抱けるってそれは……ハグ、的な?」
「違いまーす。普通に女の子とするような事」

それは……どうだろう。
今まで経験が無いからと言うとただでさえ密着
気味なのに首に腕を絡めて抱き着いてきた。

いや、あの。
俺と雅紀のアレがアレして。
てか、お互いちょっとだけ芯を持ってねぇ?

「やり方とかじゃないの。精神的に僕を抱けるか
聞いてるの」
「精神的と言われましても…」
「僕の事好きじゃないの?」

そう言って耳たぶを甘噛みされ実は雅紀ってとん
でも無い小悪魔じゃねと思っていた。

「しょーちゃんは僕を抱いちゃうの」
「根拠はあるのかよ」


そう言うとくふふ。あるよと自信たっぷりに
言うのに理由は教えてくれ無かった。


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いやー今朝は駅まで歩いて行くといつもなら
うっすら汗をかくのに今日は汗どころか、手袋
してるのに手が冷たい🥶

被災地では迷子になってるわんこやにゃんこも
居るのに…。

1日でも早く飼い主さんのとこに戻れますように。